- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167297015
感想・レビュー・書評
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最近インドづいているので、勢いで再読。
お友達として三島さん、篠山紀信君が出てくる。
インドは人間が風景を創造している。美しい柄のサリーをまとった女性や噴水が調和する。日本では人間が風景を壊す。えらい違いだ、と言っている。
グラフィックデザイナーとしてNYから発信していたのに、インドでひととしての本質を悟った、ということなでしょう。
本当に美しいところなのかもしれない。湖から日の入りをずっとみて、そのまま夜には星が降ってくる。そんなインドの自然を感じられる本(UFOもでてくるけど)。
いまのインドは横尾さんが感じたときのままだろうか。そうであってほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
その頃はそうだったんだね、って思えたりして。
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横尾さんの本他にも読んだことありますが、これも不思議体験が載っていて、いろいろ想像しながら読んだ。
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せっかく国外で暮らしているのだし、日本語の鍛錬がてら私も何か書いてみようかしらとたまに思うのだけど、どうもどこの国でもこんな風に心震えることが無いので成立しなそう。
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息苦しくなったぼくは、ふと空を見上げた。路地から見える蒼い空は亀裂のように細長くどこまでも続いていた。そしてそこには白く輝いた真昼の月が浮いていた。ぼくの心は一直線にこの月まで走った。ぼくにとってこの時の月は現実からの避難場所でもあった。月まで届く梯子でもあれば、ぼくは本当に駆け登ったかも知れない。この月が日本で見るのと同じ月であることが、ぼくをどんなに安心させてくれたことだろう、ここはやっぱり地球だった……と。
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そんなこと思ったこと一編たりともない。インドに行ったことがないからか?
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少し読んでは止めて、また少し読むというのを繰り返してゆっくり読み終わりました。
自分には体験できなかった時代の日本やインドのことを思いながら…遠い時間と遠い国の時間と空間を味わえる不思議な感覚。(基本的には酷い内容のような気もしますが^^;)
また読むかな?と思ってなぜかずっと手放せない本。不思議な存在の本です。 -
そのタイトル通り、横尾忠則のインドへの旅が書かれている。しかし物質的・肉体的な旅ではなく、精神的な旅である。日常と非日常が混在するインドではふと「今まで」は正しかったのだろうか?様々な彼の体験を通して考え直してしまう。また横尾忠則のデザインを理解する上でも読んでおきたい一冊である。
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UFOと瞑想と目と眩暈とヒッピーと悟りと宇宙と三島由紀夫とビートルズとクリシュナとシャンバラとラーガとサイケデリックとユートピアと死。
カシミールいきたい。 -
安い宿で何があった、インド人にだまされた、値切りがどうだの という話があまりなく、インドをスピリチュアルな視点から見たもの。いつか行ってみたいなぁ。
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不思議な浮遊感を感じさせる横尾先生の旅本。
違ったインドが見えてくるような。