ひるめしのもんだい (文春文庫 し 9-6)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 251
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167334062

作品紹介・あらすじ

日本全国を飛びまわる著者が、めし関係にはじまる人生の重大瑣事、過激な立腹、密かなる娯しみをぎっしり語る風雲エッセイ。週刊文春連載“新宿赤マント”待望の文庫化。(沢野ひとし)

感想・レビュー・書評

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  • あらすじ
    日本全国を飛びまわる著者が、めし関係にはじまる人生の重大瑣事、過激な立腹、密かなる娯しみをぎっしり語る風雲エッセイ。週刊文春連載“新宿赤マント”待望の文庫化

  • こうゆうエッセイの椎名誠さんは本当にリアルで、身近に感じられる。
    中学生のころに夢中になって読んだ旅行記とは違い、生活での悩みや規則に対する疑問などが強く印象に残った。
    少なからず自分も同じ思いをしていてほっとしました。笑

  • 読みやすいコラム集。しかし延々とひるめし列挙されると思ってたのだが(笑)そういう話ではなかった。昔は椎名さんのこういう姿勢好きだったんだけど、今読むと、ちょっと鼻につく部分もあるなぁ。巻末の沢野ひとしさん解説になってないけど面白かった。一番タイトルにあった話(笑)。

  • 『週刊文春』に連載されていた「新宿赤マント」をまとめたものシリーズ第一弾。1990年1月4日号~12月13日号分が収録されている。なぜ急に椎名誠作品を今さら読みたくなったのか?というと、この週刊文春の連載が終了していたことを最近知ったからだった。「ひるめしのもんだい」が発売された当時、単行本を買って読んだはずなのだが、ほとんどのエピソードを覚えていなかった。。従って、初めて読む本のように新鮮な気持ちで読み進めることができた。改めて思ったことは、椎名誠のモノゴトの考え方に共感できる部分がいっぱいあるなということだった。例えば、杓子定規で融通の効かない役人にコノヤロ化するところとか、コトの本質や背後の意味を一切考えず、決められたことをやりぬくことに恭順する日本人にむむむ化したりなど。メガネスーパーが天龍を全日本プロレスから引き抜いて、プロレス業界に参入してきたのはこの時期だったのかと懐かしい記事も。この団体が提唱していた部屋別制度は結局上手くいかなかったし、やがて業界から手を引くことになるのだけど、時代というかタイミングが早すぎたのかもしれない。今、こういうスポンサーが出てきたらプロレスも面白くなる可能性があるのにな、とちょっとだけ思ったりした。

  • 1997年10月読了。

  • 非常にしょうもない、でもおかしいことをつらつら並べたエッセイ集。
    話の内容が多岐にわたりすぎていて何ジャンルとも言えない・・・

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    通勤・通学、汗だくだく、昼間はとがり眼イライライラ、でも、夜にはビールで喉ごくごく。熱血エッセイ39篇

    初椎名誠(のはず)
    おかしい、かるく、くすくすっておかしい。
    そう、日本人にタキシードは似合わない。イブニングドレスも似合わない、うんうん。
    そして同じ日本人でも恥ずかしくて目をそらしたくなる集団も、たしかに、ある。

  • これがいちばんおもしろい!
    そして挿絵もナイスだとおもう

  • 椎名さんもサラリーマンをしていたんだ。
    ほのぼのとしているが、ほのぼのしすぎで、なんだかガツンと心に残るような言葉はない。

  • (メモ:高等部1年のときに読了。)

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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