棚から哲学 (文春文庫 つ 11-5)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167588052

感想・レビュー・書評

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  • 笑える、という意味で面白い。突拍子もない言葉の組み合わせがユーモラスな語りを飾っている…気がする。得るものは、あまりない。

  • 『週刊文春』連載の書籍化。
    ユーモアのあるへ理屈に、くだらない論理(←悪口ではなく、いい意味で)。
    読んでいると力が抜けて、思わず笑ってしまう。
    肩の力が抜けて、ラックスできる一冊。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-6e3c.html

  • 「週刊文春」に連載されている、哲学の教授のエッセイ…のはずが、ひたすら恐妻家で助手から軽んじられている(?)中年男性の自虐的究極的ぼやきコラム。本当に笑えます~。

  • 『紅茶を注文する方法』ほどはおもしろくなかった。

  • ・10/31 この先生のエッセイはなかなか面白い.思わず笑ってしまった.これならあっという間に読み終えそうだ
    ・11/1 読み終えそう.それにしても面白くてつい笑ってしまう.通勤電車でははばかって読めない本だ
    ・11/1 やっぱり読み終えた.面白いから思わず菊ちゃんやかおりんに薦めてしまった

  • 大好き。
    身近にこんな人がいたら、毎日ずっと見てしまうと思う。
    でも社会的にはものすごいちゃんとしてる人だろうな。

  • 哲学がこんなにもおもしろく!
    こんなに面白い教授がいたら確実に授業とりますよ。

  • -「棚からぼたもち」より「濡れ手で粟」の方が好きだが、洞察の深さでは「棚からぼたもち」の方が上である-

    って、意味わかりますか?プロフェッサー土屋の解釈は深いですよ。最初のページに答えが書いてありますから、とりあえず、読んでみてください。どうでもいいようなことがどうでもよくないように語られる教授の洞察力に乾杯!

  • 2009.06.06


    『なぜ勉強の機会があるうちに後悔しないのか、というと、第一に、勉強の機会があるうちに「勉強しておけばよかった」と後悔することは文法上不可能だからであり、第二に、勉強するよりも後悔する方が楽だからである。』
     「悔いのない人生」より

    ここは、かなり勢いよくぶつかってきた。

  • 思い出したので思わず再読。
    相変わらず本当に、さらっとオカシイこの文章のセンスがたまらん(笑

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著者プロフィール

1944年岡山県玉野市生まれ。玉野市立宇野幼稚園、宇野小学校、宇野中学校と、とんとん拍子に宇野地区きっての名門校を進み、中学2年生のとき岡山市立丸の内中学校に転校。岡山操山高校を経て、官僚を目指して東京大学文科一類に入学。2年後、方針転換して文学部哲学科に進学して大学院博士課程中退。東大助手を務めた後、お茶の水女子大学に着任。35年にわたって哲学を教え、現在、お茶の水女子大学名誉教授。 哲学のかたわら、五十歳のときユーモアエッセイ集『われ笑う、ゆえにわれあり』(文春文庫)を出版したのを皮切りに、『妻と罰』『ツチヤの貧格』(文春文庫)、『ツチヤ学部長の弁明』(講談社文庫)など多数のユーモアエッセイ集と、『ツチヤ教授の哲学講義』『ツチヤ教授の哲学入門――なぜ人間は八本足か』(文春文庫)など少数の哲学書を発表、いずれも好評のうちに絶賛在庫中。他に『幸・不幸の分かれ道――考え違いとユーモア』(東京書籍)、『われ悩む、ゆえにわれあり―― ツチヤ教授の人生相談』(PHP)などを矢継ぎ早に発表し、在庫に花を添えている。週刊文春とPHPに連載中。

「2013年 『哲学者にならない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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