棚から哲学 (文春文庫 つ 11-5)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167588052

感想・レビュー・書評

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  • 文春文庫 つ-11-5

  • 気付いたら また買っていた 土屋本。
    08/09/23−読了−

  • 授業もこれくらい面白ければ…
    いや、面白いんだけどね

  • 『ソクラテスの口説き方』を先に読んだのですが、すっかり土屋賢二の文章に魅せられてしまったので、2冊連続で読みました。毎回の事ながら文体の面白さとそこに隠された人間の本質の深さに圧倒されます。彼は「表現の限界」をよく理解しているのだな…としみじみ感じました。中でも「新表記法の提案」はあまりにも斬新で、感動する以前に爆笑してしまいました。表紙の裏にある「著者紹介」も面白いので必見です!

  • 著者のエッセイはどこまでが本当のことでどこまでがうそのことなのかときどき迷わされてしまう。自分の本を3冊もしかも同じタイトルの。買おうとしてレジに並んだら「ツチヤ先生じゃないですか?」と店員に気づかれそそくさと逃げた。これは本当っぽい。。

  • ~内容(「BOOK」データベースより)~
    なぜ人類は進歩しないのか、どうすれば究極の満足が得られるか、悔いのない人生はあるか、人に信用されるにはどうすればいいか、景気回復の決め手は何か、クリスマスやバレンタイン・デーはどうあるべきかなど、あるゆる難問に明快な答えと笑いを提出しつつ、失敗と悔悟の日々を送るツチヤ教授の「週刊文春」連載爆笑エッセイ。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~

    1つ1つが短いので深みがなくなった気がするが、その分サクサク読める。もちろん面白いし笑えるが、土屋先生のお母さんの解説(あとがき)が一番笑えた。

  • 土屋さんの爆笑エッセイ。

    はい。今回も例外なくおもしろい!!

    いつもは、本文以前に、「はじめに」などにやられるのだが、今回はすごい。ページをめくる以前に表紙の裏に書いてある著者紹介の欄でやられた!!まさかこんなとこにまで笑いが施されているとは誰が考えるだろうか?(笑)

    内容も言うことなし。笑わぬ箇所は皆無です(笑)

    今回も『助手』ネタ最高でした( > ▽ < )ノ_彡☆バンバン!

  • 高校時代、友達に勧められて…笑。いい暇つぶしになってくれます。あと、イイ方向転換になります。そういう考え方がありか〜みたいな。

  • 初めて土屋さんのエッセイ読みました。
    松尾スズキのようなイカレ具合はないけど、知的に面白いです。
    私、こういうのも好きなんだな、と実感。
    というか、私が目指す文体はまさに土屋さんみたいな感じかもしれません。

  • たぶん再読

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著者プロフィール

1944年岡山県玉野市生まれ。玉野市立宇野幼稚園、宇野小学校、宇野中学校と、とんとん拍子に宇野地区きっての名門校を進み、中学2年生のとき岡山市立丸の内中学校に転校。岡山操山高校を経て、官僚を目指して東京大学文科一類に入学。2年後、方針転換して文学部哲学科に進学して大学院博士課程中退。東大助手を務めた後、お茶の水女子大学に着任。35年にわたって哲学を教え、現在、お茶の水女子大学名誉教授。 哲学のかたわら、五十歳のときユーモアエッセイ集『われ笑う、ゆえにわれあり』(文春文庫)を出版したのを皮切りに、『妻と罰』『ツチヤの貧格』(文春文庫)、『ツチヤ学部長の弁明』(講談社文庫)など多数のユーモアエッセイ集と、『ツチヤ教授の哲学講義』『ツチヤ教授の哲学入門――なぜ人間は八本足か』(文春文庫)など少数の哲学書を発表、いずれも好評のうちに絶賛在庫中。他に『幸・不幸の分かれ道――考え違いとユーモア』(東京書籍)、『われ悩む、ゆえにわれあり―― ツチヤ教授の人生相談』(PHP)などを矢継ぎ早に発表し、在庫に花を添えている。週刊文春とPHPに連載中。

「2013年 『哲学者にならない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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