空白の叫び 中 (文春文庫 ぬ 1-5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167682057

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  • 現実を、突きつけられる。取り返しのつかないことをしても、その先の世界がある。
    生きている限り、他者との関わりは続く。
    醜悪な場面があったり、心理描写が省略されて消化不良な部分があったりで、読んでいて決して楽しいものではないけど。
    3人を描く意味、謎の悪意、狭い世間、と気になる要素もまだまだあって、ついつい引き込まれてしまう。

  • 出所したあたりから雰囲気が変わってきた。
    最後はどうなんだろう。
    下巻が心配だ。

  • 院内の生活ってここまで劣悪なんだろうかとちょっと怯懦を感じてしまった。
    中巻にてちょっとミステリー要素も強まってきてるし、やはり貫井さんの構成力はスゴイなと思う。

  • 少年院で過ごす地獄のような日々、心理状態だけは理解できない・・・

  • 大半が三人の少年達の少年院での生活の話。

    続きが早く読みたい。

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著者プロフィール

1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。「症候群」シリーズ、『プリズム』『愚行録』『微笑む人』『宿命と真実の炎』『罪と祈り』『悪の芽』『邯鄲の島遥かなり(上)(中)(下)』『紙の梟 ハーシュソサエティ』『追憶のかけら 現代語版』など多数の著書がある。

「2022年 『罪と祈り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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