ギャングスター・レッスン (文春文庫 か 30-4)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167686031

感想・レビュー・書評

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  • アキと柿沢、桃井の物語。
    テクニックはともかく、桃井の人間味がたまらなくいい!
    昔の彼女との出会いと別れ、アキの気遣い、中々泣かせる。
    本番の時のアキの緊張ぶりがまたひしひしと伝わってきて、面白かった。
    ヤクザの柏木もお人好しで、愛すべきキャラだと思う。この人で一本かけるのでは?と思ってしまう。期待を裏切らない一冊!

  • ギャングの見習い。研修。

  • ・あらすじ
    プロフェッショナル育成ものがたり
    ・かんそう
    面白い!ハードボイルド!プロフェッショナルな描写がいい。設定がいい。
    2作目の内容をこうするか!て感じ。
    いいシリーズ物になりそうな予感がする。

  • ぇー。
    あんま面白くない。。
    ①説明文長すぎ。 へぇー、アンダーグラウンドの世界ってこうやってなりたってるんだぁ。っていう知識の面では面白い一方で、いつになったら話始まるんだ!って、ちょっと途中で読むの止めようかと思った。まぁ電車の中でだったので読んだけど。
    ②ストーリーの中身は、主人公がよい青年なので、そういういみでは好印象で読めるんだけど、別になんの展開もない本で、そんなのはこれまた久しぶりだったな。
    ③最後、なぜにおまけ付けたのかもよく分かんない。

    なんか、全体として可もなく不可もないという感じだけど、最初の説明の長さと緻密・厳しさを考えれば、ちょっとメインストーリー短すぎ&甘すぎじゃない?という感じは否めなかった。

  • 読むほどに続きが気になります(*^o^*)

  • プロの強盗団、桃井と柿沢と一緒にやっていくアキ。次々と課せられるプロになるべく訓練。はじめてのミッションは離島でのやくざの襲名式で行われるカケゴト。つぎつぎと起こるアクシデント。

  • ヒートアイランド2作目。

    うん、相変わらずの小気味良さと格好よさ。
    期待どおりでした。

  • 何か予想も出来ない展開。アキの人間臭いところが出てきて良かった。それにしてもカオルはどこへ行ったのかな。

  • ヒートアイランドで見せたアキのカリスマ性は、強盗見習いのいうことで、ほぼ見られず残念だった。
    強奪の手口も、ヒートアイランドでは証拠を残さず、姿が見られるのも最小限に抑えていたのに、ずさんな感じがした。
    続編に期待したい。
    あと後日談は何のために書いたのか不明。スピンオフするほどのキャラクターじゃない気がするが…。

  • ヒートアイランドの続編。アキが、柿沢と桃井の仲間となり、“仕事”のために様々な手解きをうける。そして、物語終盤では、いよいよ“初仕事”へと向かう。
    流れが以上の通りなので、前作と同じ様な終始スリリングな展開ではないが、車や拳銃の話などは、マニアックで興味深い。
    このシリーズは引き続き楽しみ。

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著者プロフィール

1966年長崎県生まれ。筑波大学卒業。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『ワイルド・ソウル』で、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞の史上初となる3冠受賞。その後も05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞、16年『室町無頼』で「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞。その他の著書に『ヒート アイランド』『ギャングスター・レッスン』『サウダージ』『クレイジーヘヴン』『ゆりかごで眠れ』『真夏の島に咲く花は』『光秀の定理』などがある。

「2020年 『信長の原理 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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