- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167687045
感想・レビュー・書評
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話の軸や構成がすごくしっかりしているなーと思いました。
作品を書く際に、情景や人物設定などをとても深く掘り下げる方なんでしょうね。
3作品、どの作品も、頭の中でイメージする事ができるくらい、
とても入り込めました。情景描写がやっぱり上手!
1作目は、オトナの恋愛なのにハッピーな結末だし、
また、脚本家の仕事を垣間見ることができるストーリー。
2作目は、ありえない様な設定でありながらも、
隣に居るのに近づけない距離や、飛び込みたいのに行けない、という切なさに
胸をチクチクとつつかれます。
3作目では、言葉の意味を色々な面から知ることが出来る作品。
前を向いて歩くには、越えなければならないものが沢山あるんだなと思わされました。
最後はほろりとしてしまいます。
ひとは脆いけど強く、
女性は弱さを持ち合わせているけど逞しく、
大人の恋愛も甘酸っぱくて切ない。
そんなことを思う1冊。
最近読み終えた「オトナの片思い」では
オトナの恋愛(片思い)はビターな感じ、と思いましたが
この作品の大人の恋愛は、甘酸っぱい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まぁまぁってとこでしょうか。
後半に書きかけの作品が付いています。
しかし、どうして自殺なんて・・・。
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短編集です。
とても入り込める話ばかりでした。
中でも『さようならを言う恋』は入り込みすぎました。
読んでいる途中でイライラして、本当にむかつきました。
最後は悲しすぎました。
ここまで本気でイライラした話は今までありませんでした。 -
06/11
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2006.10.4
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作者の脚本ドラマは実は見たことないのですが、小説は好き。
もう新作が読めないと思うと悲しいです。 -
野沢尚が好きです。肩書きや内容故に低く見られがちですが、読者を喜ばせる文章家として超一流。とくに本人が垣間見える短編集です。