へび女房 (文春文庫 は 35-2)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167760021

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  • 江戸時代が終わり明治時代が始めった頃を舞台とする短編集。いずれも当時の時代背景のなかで女性がかんばるといった感じで、とくに異人との婚姻にまつわる差別を扱うものが多いのだが、読んでいて話がストンとこないというか、文体がやや難しいように感じて、今一つだった。

  •  蜂谷涼「へび女房」、2011.1発行。へび女房他3話、連作なのかそうでないのか・・・。明治維新の元勲などと関係する女性の話。黒田清隆、榎本武揚、森有礼、伊藤博文、ル・ジャンドル、エルウィン・フォン・ベルツ・・・。薩摩の印象は、会津との関係であまり良くはなかったですが、この本を読んで、黒田清隆、森有礼、そして薩摩の印象がより悪くなりました。史実に沿ってるかどうかはわかりませんがw。なお、鹿児島出身の友人、長く交友を深めています(^-^)

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著者プロフィール

1961年小樽市生まれ。北海道を拠点に執筆活動を行なう。
2008年『てけれっつのぱ』(柏艪舎刊)が劇団文化座により舞台化され、同舞台は2008年文化庁芸術祭大賞受賞。
主な著書に『落ちてぞ滾つ』、『いとど遙けし』、『雁にあらねど』(各 柏艪舎)、『雪えくぼ』、『舞灯籠』(各 新潮社)、『夢の浮橋』(文藝春秋)、『蛍火』(講談社)などがある。

「2018年 『曙に咲く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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