- Amazon.co.jp ・本 (439ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167763015
感想・レビュー・書評
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相変わらずこの人の本は、導入部分が厳しい。
読みづらいというか、引き込まれにくいというか。
あと、文章が硬いのもあって、非常に読みづらい。
でも、ドンパチ始まると、一気に引き込まれる。
そこで引き込まれるための前提と思えば、なんとか耐えられるのですが・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
8/11:むさい伍長系の男と若く心を閉ざした特殊な戦闘能力を持つ男が組んで、テロ組織に立ち向かう、というかなり亡国のイージス的な構成です。しかし、ダイスの養成場面や並河の自宅のシーンとかなかなか深くて良いですね。船という閉ざされた空間よりも、台場、世田谷、市ヶ谷、幕張と広く描かれている本作の方がスケールが大きくて良い。
この時代、戦争は戦線に戦車や並べてやるもんじゃない、って考えに深く同意。ミサイルとネットがあれば戦争はできちゃうよ。 -
血の通った冒険小説。
良くも悪くも福井的エンターテインメント。
キャラクター、背景、主張、さらには落としどころも典型的福井作品。
表現は画面に映ったものをすべて描写する。
映像作品の詳細なコンテを文章で書くとこうなる。
ベタだけどやっぱり気になる福井晴敏。 -
全3巻なので中/下巻のスピード感に期待します。
どれでもそうだけど、どうもイントロで趣味が高じすぎてくどくどと蘊蓄になるのがね。
蘊蓄たれたいならもうちょい引き込める文章にすると出だしから面白いんだけど。
いいぞ一功。 -
福井さんの本はこれで4冊目!
相変わらず主人公がめちゃくちゃかっこいい(*^_^*)
「イージス」も「ローレライ」も映画化できたけど
さすがにこれは無理!と
作者に言わせるだけのテロのスケールの大きさにドキドキし、
朋希の心情にほろっときたり、
あっという間に上中下と読破。
ただ、途中で隙のない饒舌な説明部分に
何度となく眠気を誘われてしまった・・
この本で一番かっこいいのは並河警部補かも!
読みながら、この配役は???と普通に考えてしまうね。 -
福井晴敏の得意とする防衛庁に纏わる大作。脇役ではあるが、また公安の並河警部補のキャラクターがたまらなく渋いね。
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すごく良かった!!
こんなオヤジが父親だったらすごくいいなー!!
どんどん物語にひきこまれていって、読みたいけど終わるなーって思いながら読みました。
続きが読みたい!! -
久しぶりに福井さんの本読んだせいか、専門用語の多さにちょっと頑張ってついていかないといけなかったけど、それでも気づいたらのめりこんでました。中盤以降の展開に激しく期待。
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大好き!!!!
タイトルに惹かれて読んだんですがもう・・・・!!
ラストが気になるけど読み終わりたくない、なんて思ったのはこの本が初めて。
この物語がずっと続いて、ずっと読んでいられたらいいと思った。
しばらく心を掴んで離してくれなかった(笑)
なんでかなー。と考えてみたり。
たぶん全てが私の好みだったからだとおもう。
ここまで気に入る本ってなかなかないよ。
あの時手に取ってよかったと本当に思う。