- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167801625
感想・レビュー・書評
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2014 1/26
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大学受験の小論文でよく見かけた上野先生
はじめて本の形で読んでしまった。
う~ん ドライですね(笑)
フェミニストの方々はどうも理解しにくいところがあるけど
何年も前に独婦会の方にお会いすることがあってちらりと話を聞いた話がなるほどそういうことだったのだなあ・・と。
まあ、老後に必要なのは肉親・家族ではなく金・つて(友人・知人)であるということを学んだ。
確かに独居老人をベースにした介護保険法の改定 が急務なのだろうなあと お金がないのに若者いぢめな提案ですよね。でもって、若者に厳しい。
こんな人は千鶴子に嫌われる・・・さかしげな人 話題が豊富でしゃべり続ける人 おせっかいな人 自分を売り込む人
ALSの生存率の男女差・・お世話する人がいるか(人工呼吸器を選択するか)の差 -
なるほど、の一言である。誰かと一緒にいても、ずっとひとりでも、結局みんな、最後はひとりなんだな。どうやって最期を迎えるか、ちゃんと考えていきたいと思った。
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タイトルからすると独身女性向けの本というイメージだが、実際には
ゆくゆく一人の人生を送ることになるすべての人に向けた、迷いのない
最期を送るための指南書。 -
生きてりゃいつかは必ずやってくる老後。
結婚しててもしてなくても、子供がいてもいなくても、ひとりを噛みしめなきゃならない老後がやってくるかもしれない。
その日のために…ある程度の覚悟と準備が必要でしょう。
お金はもちろんだけど、お金だけじゃあ寂しさはまぎれない。
曰く、自分の居場所を見つけなさいと。それも孤独を寂しいと感じない場所ね。家族と一緒にいたって寂しさを感じることだってあるんだから。それならいっそ一人の方が潔いし、迷惑も負けないですむ。
つらいとき、困ったとき、痛いとき、弱音をはける友達を、「助けて」と言える友達を確保しておきなさいと。そして友達関係も時々メンテナンスしなさいと。長い間ほったらかしで、いきなり連絡とって「助けて」なんてダメ。…そりゃそうだ。友達を、それも年下の友達を大切にしよう。 -
シングルも?シングル予備軍も読んだら老後に備えて心強い1冊。
「負け犬の遠吠え」が尾をひいていたが払拭されました。
老後はみなシングルなんだもの。 -
社会学者上野千鶴子氏の、おひとりさまの女性たちを 応援する本。
事例が偏っておらず、社会保障の研究きちんとしていて、素晴らしかった。 -
シングル向けの題名ではあるが、「老い」についての向き合い方の1つの考え方を示している本。言っていることは至極まっとうなことが多く、そろそろ介護の時期に差し掛かる自身の今後について考える上で、頭の整理に良い。