- Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167812126
感想・レビュー・書評
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リンカーン・ライムシリーズには被害者に選ばれた人物の描写が続き、犯人が詰め寄り、そこで優秀なチーム・リンカーンの横槍が!という気持ちよいパターンがあるんだけれど、今回の犯人はかなり最後のぎりぎりにいたるまで常に優位に物事を運んでいる雰囲気があって、ぞっとする瞬間が延々と続いた。おかげで読むのがやめられなかった。ああこんなに急いで読んじゃダメ、もっとゆっくり立ち止まって、と思ってもスピードを落とせずひっぱられるこの感覚。堪能したわあ。
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スケールのでかい史上最大の犯罪に仕上がったようだ。コンピューターやネットを駆使した恐ろしい社会だ。知らないうちに個人情報が改竄されて、多重債務者や犯罪者に仕立てられている。想像しただけで背筋がぞっとする。
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一気よみでした。情報社会の怖さ、すごい時代になりました。
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ネットでの事件が報道される中、タイミングが良いというかなんというか。いろいろネットに書くことが怖くなります。
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情報社会の恐怖。膨大な個人情報が企業によりデータベース化され、それが悪用されたなら…
リンカーン・ライムと恐ろしく頭の良い犯人との知恵比べ。なかなか読み応えのある作品だった。
ディーヴァーも外さない作家だな。 -
とある箇所で犯人分かったつもりが、全然見当はずれで情けねぇ。
ストーリーも興味ある分野なんで楽しめた。
ライムもまるくなったな~あのツンデレぶりはどこにいったのか。
し・か・し!個人的にデルレイが好きなんでせめて登場くらいはさせてやってくれ~