池上彰の新聞勉強術 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2011年12月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167826017

みんなの感想まとめ

情報を鵜呑みにせず、自ら解釈するメディアリテラシーの重要性を説く一冊で、新聞の種類や読み方、他メディアとの併用について具体的なアドバイスが提供されています。全国紙から地域紙まで、それぞれの特性を理解す...

感想・レビュー・書評

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  • 【本の内容を一言で】
    情報収集には新聞BASEでメディアミックスすることが大切!

    【内容まとめ】
    1.情報の正確さでは、ダントツで「TV or 携帯ニュース<新聞」だが、メディアミックスが必須。
    2.一紙だけではなく、複数の新聞を読み比べないと情報誤差や洗脳の可能性あり
    3.新聞記事の読み取り方や、スクラップの勉強方法などが大切


    【感想】
    池上彰の本や番組は本当に分かりやすい。
    どの本も基本的に万人受けしたり理解できる内容だからスゴイと思う。
    この本は2006年発行だから、読む前は「やや内容が遅れているではないか」と思ったが、そんな事は全く感じなかった。新聞はビジネスや教養面UPの為には絶対に必要だ。
    TVや携帯だけではなく、新聞をしっかり読むことの大切さ+αで色々と学ぶことが出来たな。(メディア・ミックス)

    とりあえず、新聞を購買しよう。笑
    日経は確定として、一般紙は産経でいいのかな。月額安くつくし。


    【引用】
    p11
    ・「新聞を読むのは、毎日2冊の本を読むのと同じ」
    朝刊には、ざっと20万文字が印刷されている。書籍にすれば、新書2冊分!
    新聞なら短時間に全体を概観できる。自分も中々の勉強になれる。


    p30
    ・「新聞の記事なんてどれも同じ」と考えたら駄目
    新聞記者も人間なので、同じ出来事に対しても受け止め方が違う。
    数字が重要な記事を見つけたら、必ず他紙の記事と比べること!


    p38
    ・新聞を素材に、別角度から考える訓練をする
    インフォメーションとインテリジェンス
    自分なりに情報を分析し、自分の役に立ててこそ価値が生まれる!


    p48
    一般紙で朝日、毎日、読売は全国に取材網を張り巡らせているが、産経は全国をカバーしておらず首都圏と関西圏だけ。


    p52
    ・時差の為、海外の最新ニュースは夕刊→朝刊(続報)で報じられる


    p67
    ・日経新聞の注意ポイント
    どうしても企業寄りになりがちで、経済全体についてあまり悪いニュースが出なかったり、扱いが小さかったりする。
    経済の負の側面が認識しにくい。

    どの新聞も、「人間(会社員)が書いている」のがポイント。
    出世狙いや新人の技術不足、受け止め方のことなりがある。


    p75
    ・新聞を効率的に読むには
    まず「見出し」、次いで「リード(概要)」を読む。
    結論ファーストで記事が書いている為、それで概要は掴める。
    詳細に興味がある場合のみ、本文に目を通せばいい。


    p112
    オフレコ・・・「オフ・ザ・レコード」記録してはいけないという意味。


    p130
    あまり聞いた事のない企業が大きな広告を出すようなら、近々新たな事業展開の準備か、情報ないしは店頭公開の計画が進んでいると考えられます。
    ビジネスマンなら日経の広告に注目して、どんな企業がどんな広告を出しているかをチェックする習慣をつけること。


    p144
    ・他紙の新聞の読み比べが必要
    一紙だけだと、その論調や記事が世の中の大勢を占めていると勘違いしてしまう。
    また、自分自身の思考法が無意識のうちに慣らされてしまう恐ろしさもある。

    各記事への温度感や考え方の違い、また自社のマイナスになる記事を隠蔽したり偽情報を載せたりする可能性もある。


    p176
    ・ネットで早食い、TVでつまみ食い、新聞で食いだめ
    →TVはそもそも新聞の情報がBASE。
    →ネットの価値は速報性。しかし正確性は取捨選択なされていないので、鵜呑みは危険!


    p228
    ・新聞スクラップで「自分探し」
    自分自身でも気付かない自分の思考や関心、興味のあり方に気付く。

    ①何故この記事を読んだか
    ②記者が伝えようとしていること
    ③印象に残ったところ
    ④感想

  • もっと勉強します

  • 情報を鵜呑みにせず解釈するメディアリテラシーの重要性、新聞の種類、読み方、読み比べ、他のメディアとの併用についてまとめている。

    ・全国紙→ブロック紙→県紙→地域紙
    ・地方で生活し商売していく中で地域紙は必須
    ・夕刊の特徴は充実した企画ものと海外の最新ニュース
    ・社会問題を強調する一般紙、経済的側面から分析する日経
    ・日経だけ読むと経済のマイナス要素を見失う
    ・一面記事の次は最終ページの裏の社会面を読む
    ・見開きは右より左ページが重要なことが書いてある
    ・ネットで早食い、テレビでつまみ食い、新聞で食いだめ

    毎日の新聞の読み方に活かせる。仮に読んでいても毎日新聞の「記者の目」など他の紙面で読んでみるのも良さそう。

  • 単行本として発行されてから20年近く経過しているが、全く色褪せない内容。「微妙な表現」の正しい読み解き方は正に目から鱗。今やオールドメディアと一部に酷評される新聞であるが、複数の新聞を読み比べることで事実を正しく詳細に捉えることができる。実際に池上さんのように複数紙を購読するのは非現実的なので、新聞社のネットニュースで比較することがよいのだろう。今日から新聞でもネットでもニュースを見る目が変わる。

  • 淑徳大学OPACリンク
    https://x.gd/XH9ed

  • 多くの新聞を取り山のようにスクラップを取ることは、普通のサラリーマンには難しいと感じた。今はスマホ全盛の時代であり、デジタルを活用した新聞活用術にも触れてみたいと思う。

    新聞によって事実の切り取り方が違うことなど、勉強になることも多かった。

  • ここのところ「松本清張」作品中毒状態だったので、、、

    気分転換に「池上彰」の著書『池上彰の新聞勉強術』を読みました。

    「池上彰」作品は、昨年の8月に読んだ『その日本語、伝わっていますか?』以来ですね。

    -----story-------------
    新聞を有効に活用する“勉強術”を紹介

    紙面構成の説明から情報を見抜く読み方まで、新聞を有効に活用する方法を紹介。
    すぐに役立つ情報が満載の、新聞勉強術の決定版。

    「ニュースを読む力」は新聞を読むことで身につく。
    新聞にはどんな種類があるのか、紙面構成はどうなっているのか等、基本的な読み方から、記者の本音の見抜き方、忙しい時の速読術、読み比べによる情報収集法、記事スクラップのコツまで、新聞を役立てるためのノウハウを一挙公開。
    この一冊で驚くほど新聞が読みやすくなる。
    -----------------------

    以下の構成で、「池上彰」が、新聞の読み方から有効活用方法まで、新聞を役立てる方法を解説してくれる一冊。

     ■文庫版まえがき
     ■プロローグ 一本の新聞記事が世の中を動かす!
     ■第1章 「ニュースを見る目」は、新聞で養う
     ■第2章 まず、何から読んだらいいのだろうか
     ■第3章 速読から読解まで池上彰流・新聞の読み方作法
     ■第4章 「新聞の読み比べ」で身につく情報力
     ■第5章 ネットにテレビに!池上流・メディアミックス新聞術
     ■第6章 知れば知るほど面白い、新聞の取材現場
     ■第7章 新聞の情報整理術&知的活用術
     ■エピローグ 新入社員の新聞勉強術

    新聞の紙面構成を知ることで、ポイントを抑えつつ限られた時間で新聞を読む術や、複数紙の読み比べの必要性、新聞とインターネットやテレビでのニュースの扱いの違いや活用法等、新聞を徹底的に活用するノウハウが満載、、、

    さっそく読み方については、本日から実践しています… そして、情報収集だけでなく、情報発信(相手に伝わりやすい資料の作り方)のコツまで紹介してあり、仕事にも役立てる内容でしたね。

    文章を書くときの基本の「つかみ」や「起承転結」等、わかっているようでわかっていないことを親切丁寧に教えてもらった感じです。

    この日記(雑記?)にも役立てそうですね。

  • 池上さんのオフィス、スクラップの山の写真が掲載、なかなか量がすごい
    自分も10年以上スクラップをしていたが多くなりやめた

    37社会の多数がけしからんと怒っている時、ちょっと待ってよと、アナザビュー異なる視点をもつ姿勢が大切なのだと思います
    96新聞記事には事実と意見がある
    どこまでが事実で何処がいけん予測なのか分類してみると面白いと思います
    116単なる情報か確認済みかを判断する
    257新聞で危機管理の感覚を育てる
    社会が今何を問題視しているのかを把握できます

  • ふむ

  • 昨今の新聞不要論「1日遅れのニュースを紙に印刷して送ってくる新聞なんて要らないよね」に対して有効な反論はないかと手に取ってみた。
    本書を読んだ結論は、反論は出来ても翻意させる事は不可能だと結論づけた。

    本書では新聞の文字表現の裏の意図や新聞の読み方を筆者なりに開設しており、中高生には有効であると思う。が、それは物事への好奇心を持って情報を取捨選択し真実を追い求めようという基本スタンスの上に成り立っている。その基本スタンスを持っている人物は冒頭の質問をしないだろうし、持っていなければ話が成り立たない。

    記事のチョイスなどは2021年ではかなり古く感じるが、文字表現の裏の意図などは興味深く読めた。

  • 今さらながら、記事の見出し、リード文、本文(補足説明)の構成を再認識しました。明日から、より興味を持って新聞を読めるような気がします。
    でも、もう少し新聞が読めるようになってから再度読むと、もっと面白いかも。まだ自分のレベルがそこに達していません。。。

  • 『新聞の正しい読み方』(松林薫著)の読書案内で紹介されていた本。
    あの池上彰氏がどのように新聞を読んでいるのか興味があり、即読了。目から鱗というほどの情報はなかったが、基本的なことを押さえるにはよい。意外に面白かったのが、業界用語や業界で揶揄されている俗語などを、惜しげもなく紹介してあること。明日から新聞を読むのが楽しくなりそうだ。

  • 目から鱗。新聞の読み方が間違いなく変わる。

  • とにかく新聞の読み比べをしてみたくなった。本当に面白そう。でも5紙も6紙も購読するのは現実的に考えると難しい…。ならば図書館と思うけれど毎日通うのは無理だし、スクラップすることまで考えるとやはり自分で買わないと…。ということでそんなことを習慣づけている池上さんに感服。それぐらいしないと、あんなふうにはなれないんだなあ。千里の道も一歩から。そう言い聞かせて私も頑張ろう。まずは1紙でも読むことから…。

  • 池上彰法による新聞の読みこなし方。
    各新聞社によって、同じことでも違う視点から描かれているのは面白いと思った。
    複数の新聞を読むのは難しいと思う。しかし、一社でも読みこなしてみると、力にはなりそうだ。
    今実践しているのは1面から読んでいくこと。特に3面は頑張って読んでいる。

  • 新聞記者の苦悩と努力が少しばかり知ることができた。この著書を読む前は、文章でわかりにくい表現があるな、と疑問を抱いていた。しかし、私はその理由を知ってから間接的に私達読者へ情報伝達されているとわかった。したがって、私はより精読力を高めるために考えながら新聞に向き合いたいと感じた。

  • 新聞って全部同じだと思ってた人です。
    新聞によって、同じニュースでも考え方やとらえ方が違って、実は新聞って面白いんだなと思った。

    新聞のスクラップは実践までは難しいかもしれないけれども、新聞を読むことから始めてみようかなーなんて思ったりも。

  • 新聞を通じて、学習・記録する著者の方法論を開陳する。内容自体、特異なところはないと思う。が、誤謬の生じる新聞報道の見極め方を明らかにした箇所は新奇で興味深い。その方法とは、各社の新聞の同一記事を読み比べる。五、六紙あれば、記事内容の重複・異同等、クロスリファレンスの方法により事実が確定できる、というものだ。例として、朝日対読売で逆の内容記事だったが、毎日の補完で朝日の内容の方が事実に近かった、という。なお、毎日新聞の「記者の目」コラム(顕名記事と同一記事への他の記者からの寄稿の集積)への高評価は納得。

  • 2016年5月16日読了。池上彰による、新聞をどう読み情報収集するか?の勉強術の解説。新聞ごと・あるいは記者ごとに主張の違いや取材の拙劣の違いがあり、それは複数の新聞を並べ読み、切り抜いてスクラップを続けることで見えてくるということだが、言っていることは分かるが実際そこまでやるのは記者かニュース解説員くらいだよなあ・・・手間やコストを考えると。新聞にも独自のカラーがあり、単一の新聞を読み続けているとその新聞以外の視点が欠落する恐れがある、とはその通りだろうが、SNSやニュースアプリなどを通じて、自分の好みに合う、見たいニュース記事だけを日々摂取可能な現代のスタイルはその馬逆を行ってるよなー。

  • 記者の立場からの新聞への視点は興味深いものがありました。情報の整理整頓について参考になることも書かれているので、参考になりました。

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著者プロフィール

池上 彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京科学大学特命教授を務め、現在5つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』(ちくまプリマー新書)、『お金で世界が見えてくる』、『日本の大課題 子どもの貧困』編者、『世界を動かした名演説』パトリック・ハーラン氏との共著(以上ちくま新書)、『なぜ僕らは働くのか――君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』(監修、学研プラス)、『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ』(ダイヤモンド社)、『20歳の自分に教えたい経済のきほん』(共著、SB新書)ほか、多数。

「2025年 『池上彰の経済学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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