池上彰の新聞勉強術 (文春文庫 い 81-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167826017

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすい解説で有名な池上彰氏の、新聞の読み方を提案する本である。
    タイトルから色々なノウハウを学べると期待するが、言っていることは非常に薄い。
    ・複数の異なる新聞を読む
    ・スクラップ(目的は各自で決める)
    ・記事に対して自分の意見を持つ
    この3つが池上彰氏の主張である。

  • 前書きに「読売新聞が三菱重工のサイバーテロ事件を報じた」、「三菱重工と日立の統合の報道がされた」とあり、思わず購入した。
    文庫版にあたっても、あえて当時の内容を変更しておらず、小泉政権時代の話が軸になっている。
    序盤は各紙の特徴や特性、また記事の役割などを解説しており、知らなかったこともあったので楽しく読めた。ただ、恐らく本書の読者層は、そこそこは新聞を読んでいる中上級ランク以上の学生と思われ、補完的な知識の吸収を目的に本書を購入すると思われるので、その点でみれば若干初歩的すぎる印象を受けた。

  • 新聞を読みたくなった

  • 新聞の記事構成の豆知識など、興味深い内容でした。情報を単なる情報で終わらせることなく、自分の知恵として吸収することが大事だと思いました。

  • 2012.3.1

  • 新聞をただ読むだけではなく、考える力、書く力を意識して記事を掘り下げていく方法がわかりやすく書いてあった。さっそく明日から別の目線で新聞を読んでみようと思う。

  • 本当池上さんの本ははずさないですね。これまた、かなり勉強になりました。記者の友人などがいないので、新聞というものを業界出身者の方から教わる、というような感じが面白いですね。業界を知らない我々からすると、そういうことだったんだなあ。。と思うようなことばかり。これを読むと、新聞というものをより深く読み込むようになります。これを知らないと同じ新聞を読んでいても、払っている情報料の対価がかなり違ってきてしまいます。ありがとうございます。また、池上さんに社会の楽しさを教わりました。

  • ミスター・ニュースで知られる著者の新聞活用術。1つの新聞に書かれている内容を鵜呑みにせず、いくつかの新聞の記事を比較し、さらにニュースの元となる情報を確認することで、記事の本当に意味するところが分かるというもの。

  • 池上さんの博識に憧れて著者セレクトのみで手にとって見ました。
    新聞の効果的な読み方、他について触れられています。
    おっしゃってることはわかりますし、
    視点、視座、新聞社、記者により、同じアクティビティについても
    全く違う論点で書かれていることもよくわかりました。

    ただ、
    現実的な実践に落として考えてみた場合、
    自分のライフスタイル的に全ての紙面を追うのは正直厳しいかな。と。

    でも、
    本書は一読の価値はあるかと思います。
    新聞媒体もやはり大切です。

  • 新聞記者の言葉の選択から読み取る、どの程度この記者が事実関係を把握しているのかを見極める件が興味深かった。一紙だけを読んでいると気が付かない新聞社(あるいは記者)ごとの違いが重要な側面を見せてくれていることを教えてくれた。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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