- Amazon.co.jp ・本 (479ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167904272
感想・レビュー・書評
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途中までで気になった点。
シベリアに住むブリヤード人は日本そっくりの顔つきで、日本向けのスパイとして使いやすい。
新聞を読むなら2紙とったほうが良い。
1紙は朝日、もう1紙はサンケイエクスプレスあたりがよい。
北方領土が帰ってきたら根室海峡の魚は日本の漁船がとりつくしてしまうという説。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・キリスト教は反知性主義(理性や学問に価値を認めないから)
・新自由主義は教養を破壊する(創造的知性が不要だから)
・米国型リベラルアーツは「読み書き算盤」で教養ではない
・MBAはタダの資格で教養ではない(運転免許と一緒)
・「総合知(教養)に対する博識」博識はタダのオタク
・知を体系的な物語にする能力が教養
・教養とは学術的な知を生活と結び付けて活用する能力
等々
こうやって教養コンプレックスを刺激されて、佐藤優商法にまんまと嵌っている自分は果たして教養があるのか否かと考えさせられるわけだが。 -
様々な媒体に載ってた文章を集めた内容。
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読了後、著者にとっての教養とは、仕事をする上で必要な専門的な知識・知恵であると感じた。本書全般を通じて、東西の古典・語学力・宗教を身につけた上で、実務に臨まないと仕事が成り立たないことがわかった。収録されている論稿は全て既出のものだが、基底にあるものは並外れた教養だといえる。ただある意味で、本書における教養が意味するところは、品格や品性というより、読書量と胆力に支えられた「判断力」のことではないかと思った。また著者のような学習過程を蓄積でき、教養を培うことができることを保証できる学位プログラムを持つ大学があるだろうか。学習する側の気づきと行動次第で、武器としての教養が身につくといえそうだ。
レインボー通商
http://www.rainbow-trading.co.jp/category/41/
ブリヤート人
http://takashimaeno.blog.fc2.com/blog-entry-369.html -
同じ情報を受け取っても,解釈が違えば異なる世界が見えてくる.如何に情報に踊らされているかが理解できる.しかし,真実を常に見ていたいかというと,精神的に磨り減りそうで,できれば御免被りたい.
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「教養」とは何か。インテリジェンス〜諜報や分析、といった世界に身を置いてきた著者いとってそれは机上のものではなくあくまでも実戦的な武器であるが、本当に役に立つのはすぐに役立つような知識ではなく、もっと深く一見役に立ちそうもない「教養」であるという。キリスト教徒であり、神学を学んだのちに外務省でロシアと対峙した彼がいう知性とは複合的でかなり複雑なもののように感じる。各界の論者との対話がまた新しい知性の煌めきを与えてくれるが、一冊を通して読むとやや散漫な印象を受けた。
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直接学び方について書いている箇所は案外少ないのだが、学ぶべきところは多い。
イマイチよくわかっていないロシア(もしくはソ連)について考える参考書にもなった。 -
おもしろい、ためになる