- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167906054
作品紹介・あらすじ
信頼と実績の当事務所が超能力でお悩み解決!超能力が事業認定された日本で、能力も見た目も凸凹な所員たちが、浮気調査や人探しなど悩み解決に奔走。笑いとほろ苦の連作短編集。
感想・レビュー・書評
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超能力師事務所…って言っても、超能力が使えるだけで、探偵事務所とやる事一緒やな。と言ってもそれが大きいか。確かに、超能力あった方がやり易いかもしれんけど。
この世界は、超能力が認められてる!
何か、1級とか2級とかある。その組合みたいなのも。
実は、超能力、怖い力があるみたいやけど、そう深刻に書かれてない!というか軽いタッチで書かれたコメディーって感じ。探偵物語の超能力版やな!
でも、主人公の増山は、軽く見えるが実は、凄い!飄々な感じなのに、凄いとか強いとか言うのはカッコ良くて好き!
各エピソードに分かれてスラスラ読める。まぁまぁ良かった!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先に続編から読んじゃったので慌てて読んだ第一弾。これを読む限りかなりハードな続編になりそうだし、まさにそれを期待してしまうけど、そういう意味では続編は肩透かし。ちょっと意図に戸惑ってしまう。何せ誉田哲也だからなあ。。もっと深いものがありそうなんだけど。この作品、文乃のところだけでひとつの作品になってたら☆5つなのは間違いなしだな。
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超能力をリアルに捉えないとこうなるのかな。
中途半端にリアルにしている。
どちらかにすればもっと面白いと思いました。
自分としてはもっとコミカルにして欲しいですね。 -
超能力師が地位を認められている世界。
面白かった。
等級試験もあり、ビジネスにも活用されている。
レベルの高い探偵という感じなのかな?
超能力を操ることが出来たら楽しいかもなどと思ってみるが、そういう力が無いほうが楽なのかな?とも思わせてくれる。
誉田作品だけあって、とてもテンポ良く読みたい気持ちをくすぐる楽しい作品だった。 -
この本で半陰陽(インターセックス)という言葉を知り、世の中にこのような人がいることを知った。
超能力を持つ人がいて、資格試験があり、その力を活かした仕事がある世界。
ありえない話なのに、そんな世界がいつか存在する時代が来るかも?と思わせるぐらい具体的な描写が、さすがだなあ。 -
超能力者の集う探偵事務所。超能力者に社会的地位が認められた世界のお話。ジャンルは?と問われればSF?と、?付きで答えないといけないくらい、フツーの世界。
その事務所に持ち込まれる仕事を通じて、主人公や登場人物の生い立ちが描かれている。グロくない誉田哲也なので、どなたも楽しく読める。-
誉田さんらしからぬ雰囲気の作品ですよね。
でも、十分におもしろい。
ココリコ田中さん主演での連ドラも、機会があればレンタルして観てみ...誉田さんらしからぬ雰囲気の作品ですよね。
でも、十分におもしろい。
ココリコ田中さん主演での連ドラも、機会があればレンタルして観てみようかと。
あ・・・、フォローありがとです。
自分もフォローさせていただきました。2018/01/20
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世界設定は新しいかなとは思うけど
振り幅が小さいというかそんな感じ -
超能力事務所の所員の群像短編小説。
誉田さんは真面目な警察ものより、こういうちょっと変な世界観の方が面白い。 -
軽く読もーって思ってたら案外、面白くてハマってしまった!!探偵小説大好きだけど
超能力探偵社なんて設定が今まで無かったぶん、興味深くて面白かった♪