- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198615390
作品紹介・あらすじ
虫好きの解剖学者とアニメーション映画監督が語り合う『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』のこと、自然と人間のこと、そして子供たちのこと。
感想・レビュー・書評
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お二人が長年蓄えてきた知識や経験に圧倒され、時にクスっと笑い、心に響く言葉に出会うことができる。ユーモアあり!でも、真面目で奥の深い、アニメ監督宮崎駿さんと解剖学者養老孟司さんの対談本。単純にとても面白いデス。これからの人生を生きていくうえで何かヒントになる言葉が見つかるかも...【中央館/778.77/YO】
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豊田市美術館のジブリ展で買った。
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宮崎駿による“理想の”まちや住宅のイラストが冒頭に掲げられていて、これがとても素敵である。
養老孟司さんの言葉も、一言一言趣きが深い。
“「お先真っ暗」でいいじゃないですか。だからこの世は面白いんですよ。” -
土と自然に接していることの重要さ。虫の不思議さを感じるアンテナである虫眼を持るように、何かの面白さを発見できるかどうかで案外、幸福が見えてくる。
忙しくマネーゲームをしている人だって、どこかの自然で淡々と暮らしたい思いは持っている。 -
なぜか見落としていた。こんな本を発刊当時に見つけられていなかった。ひょっとすると2002年7月ではまだ我が家はジブリファンになっていなかったのかも知れない。2003年の養老ブームでこの本が再び新聞広告に現れる。僕は新刊だと思って急いで書店に行った。どこにもない。店員に聞いて、パソコンで調べてもらった。それで初めて気がついた。1年以上前に発刊されていた。書店の棚にはもうなかった。それでも別の書店で探してみた。そうしたらこっそり1冊だけ棚に入っていた。表紙をめくるとそこには「ゆばあば」の絵が。代金を支払って、帰りの電車に乗り、すぐにイラストのページを開いて読み始めた。理想の街がそこには描かれている。街の真ん中に保育園がある。子どもたちが木登りをしている。隣にホスピスがある。丸い形の家が建っている。車は街の中まで入らない。電気自動車が低速で走っているだけ。地域通貨が使われている。「これは夢ではない」と書かれている。そう、こういう動きはいろいろなところで少しずつ出てきているようだ。それがもう少し大きなうねりになってくればいいと思う。もちろん本文はこの2人の対談だからそれなりにおもしろいのだけど、黒子に徹するはずの編集者が余計な口をはさみすぎる。話の流れが悪くなって(まともな方向にしか行かなくて)、読んでいてイライラした。それでも、最初のイラストがいいから、そこを読むだけでもこの本の値打ちはあると思う。
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宮崎駿作品の裏話が面白かった。千と千尋の神隠しの電車のシーンにそんな思いが込められていたなんて。もう一度見たくなる。
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「もののけ姫」と「千と千尋の神隠し」を切り口にしたあれこれの対談。最初のイーハトーブ村の計画図の絵がいい感じだった。
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たまに繰り返し引っ張り出して見返したい本