科学を捨て、神秘へと向かう理性

  • 徳間書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198619503

感想・レビュー・書評

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  • 神秘主義に関するインタビューと経験談だが、その背景や裏側に迫ることを期待して読んだが…。
    その手の話に興味がある人は読むのだろうけど、全編に漂う胡散臭さが終始拭えない。
    LSDの生い立ちが少しわかったのが救いか…。

  • 世界中の著名な神秘思想家にインタビューするという形式をとっているので、この界隈の全体図を知るのにも適している。個人的に、著者とかなり立場が近い(懐疑主義、経験主義、合理主義)ので、そういう意味でもスラスラと読めた。逆に、素朴にスピリチュアルなものが好きな人にとっては、スムーズに読むことが難しいかも。

  • 数年前に買い、読んだが全く覚えていない。
    そもそもなんで買ったんだ俺。

  • 信仰がない自分にはトンデモ本にしか思えなかった

  • 科学読み物としては最高に面白い部類に入ると言い切れます。
    著者がインタビューする人物がどれも興味深い人物ばかり。
    挙げ句に最後はサイエンスライターである著者自身が、アヤワスカでサイケデリック体験というんだから下手な小説の数倍は面白い。
    近年稀にみるノンフィクションの傑作。

  • またしても著者の放浪インタビュー集。けれども後半に行くにつれ、著者のプライベートな心境が露になっていく。まるでよく出来た小説のようです。一度はホーガンの著作を読んでみて損は無いでしょう。

  • 現在の物質万能的世界において、超越的世界への取り組みを行うためには、自身の神秘体験の強度がはっきりと問われること。またその各理論の推進者の神秘体験の強度によってその理論の妥当異性を判断すること。至極当たり前のことのように思われるが、一番迫りにくいこのことについて、この著者は自身の神秘体験の強度をたよりに果敢に対象に迫ってゆく。
    自身のサイケデリック体験を決して卑下したり、虚無的に若気の至りと断じたりせず、人類最後のフロンティアとして対象へ迫って行く熱意。夢を追う事の真の意味は、神秘へと向かう人間の元型的衝動にあるのではないか。その事に信をおいて生きる事に、この本は勇気を与えてくれます。

  • LSD、瞑想、神経神学。整然とフリーキー。

  • おなじく未読。

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