- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198620646
作品紹介・あらすじ
あたしはどうして変なの?奇妙な自分のチカラに怯える同い年の女子高生、陽子と理砂と寛美。孤独な魂がめぐり合ったのは偶然だったろうか。陽子の十七歳の誕生日、"そいつ"は出現した。猛火に包まれる我が家、「おまえには魔の血が入っている」無気味な言葉を遺して焼死する母。まもなく、少年少女たちが次々と命を絶ち始めた。巨大な悪意を撒き散らす"そいつ"とは何者?この世に何をもたらそうとしているのか?理砂と寛美の誕生日とともにカタストロフィーが迫っていた。
感想・レビュー・書評
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超常能力を持った三人の女子高校生たち。
死を考えていた彼女たちだったが仲間を見つけ新たな生き方を模索していく。
半魔という考え方は面白かったな。
若い人向けの小説なのかもしれない。
悩み多き青春時代に読みたかったかもしれん。
詳しい感想はこちら↓
https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11382378708.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
途中は面白かったのに、尻すぼみ。続編を匂わせる思わせぶりな結末は『てのひらに爆弾を』と同じ。魔の力を手に入れた3人の女子高生の戦い自体は面白かったのに、話が壮大になりすぎて、最後はなんだよそれ、纏め切れないなら神だとか広げすぎるなよと突っ込みたいエンディング。う~ん、残念。
新作を書くより、既存の作品の続編を書いて、きっちりまとめて欲しいというのが、一読者としての希望です。 -
パンドラの火花やメロス・レヴェルが好きなんで
このいただけない装丁を裏切る内容かも…と期待したけど
装丁通りかつ想定外に期待外れだった
全くどんな内容か知らずに読んだ自分も悪いが
期待している作家さんだったのでガッカリ
超能力とかなんだかファンタジックな話が好きな人にはいいかも
ファンタジーとしてもちょっと物足りないかなぁ
期待している作家さんなので
違うのも読みたいけど、こういう路線なら読まないだろうな
星はギリギリ3つに届かない2つ -
表紙が可愛かったので手に取った。
軽くサクッと読める感じで読みやすい。
ただ、謎が残ったまま終わってしまったので、若干疑問が残る。
あと、胎児の回は怖かった・・・
読んだその日には、お風呂での背後確認が欠かせなくなった。 -
ぱっと見ライトノベル風、のホラー。キャラ立ちで軽く読める感じかな、と思ったけれど、それは甘かった~。
案外とテーマはシリアス。人の世に生まれる「魔」の根源って……けっして特別なものじゃないんだよね。普通に見過ごしていることなのだけれど、ふと焦点を当ててみると実は恐ろしいものだったんだな、と気づく。そんな感じの恐怖。とりあえず、「妊婦さんは読まないほうがいいよ」とだけ言っておこう……。 -
おもしろっいっちゃ・・おもろいかな。
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ちょっと微妙。ラストが適当。設定は面白かった。
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ううーん…設定は面白いんだけどいかんせんティーン向け漫画チック。<br>
しかも最後にきてラスボスが○○とか、<br>
急に出てきた○○が切り札とか唐突すぎ。<br>
終わり方も中途半端。解明されていない謎も人間関係も丸投げ<br>
間に短編として成り立つようなエピソードが挟まれてるのにラストの丸投げ感は続編が出ない限りおかしな感じがする。<br>
続編、もしくはシリーズ化ならまぁ納得。
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表紙を見てすぐに読みました。
終わり方が、えっ!?続きは?
みたいな、気になります。一人ひとりの設定がしっかりしてて読みやすかった。微妙にグロイ