- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198627317
感想・レビュー・書評
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SL 2022.4.29-2022.5.1
林業のお話。
ほのぼのとしたいい話だった。
ただ、神去村ほどではないし、林業のことはもちろん何も知らないけど、まわりを山に囲まれたところに住んでいるわたしとしては、そこまで郷愁をかきたてられるわけではない。-
桜の花見のシーンで、夜遅くまで山に入っているのに違和感!危なくない?もうそれ一点で三浦しおん読めなくなりました。桜の花見のシーンで、夜遅くまで山に入っているのに違和感!危なくない?もうそれ一点で三浦しおん読めなくなりました。2022/11/11
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「山は近寄りがたくて恐ろしいばかりじゃない。だれも見ていなくても、こんなにきれいなものを、毎年ちゃんと実らせる」(238ページ)
高校を卒業したてで、やりたいことも何もない主人公。
そんな彼が放り込まれた林業の世界。
強くて逞しい神去村の人々に囲まれて、
山と木々を愛するようになる物語り。 -
高校を卒業後、半ば無理矢理に林業研修生として三重県神去村へ送り込まれた平野勇気
着くなりいきなり携帯の電池パックを投げ捨てられるという洗礼を受け衝撃を受けるが、次第に村民の穏やかな人情と森の魅力の虜になっていく
「神去なあなあ日常」変わったタイトルだなあと思っていた私は、本を開いた1ページ目の「なあなあ」という言葉に魅せられてしまった
「ゆっくり行こう」「まあ落ち着け」
「のどかで過ごしやすい、いい天気ですね」という意味まで、この一言で代用できるらしい
なんかいいよな、のんびりしていて
あくせくしていることがバカバカしくなりそうな、なあなあのニュアンス
ストーリーはなあなあしていながらも、神去山のオオヤマヅミの神様を崇め奉りながら、何千年と続いてきたであろう森を守っていく林業を生業とする男たちの厳しい一面も描かれていた
カーンカーンと太い幹に斧を振りおろす音がこちらまで届くような気がした
ヒノキや杉の森の描写は美しく、読んでいるものにまで
森の薄暗さや湿気、匂いが伝わってき、身体の隅々にまでマイナスイオンが行き渡る気がした
憧れの直紀との恋愛は、まだまだ始まったばかり、それこそなあなあだが、きっと次巻では少しぐらい進展があるのだろうか
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面白かった!続編を借りていたので駆け足で前作を振り返った感じだけど、爽やかーな気分になれた。
割とキャラも分かりやすい性格だし、無茶振り展開でも、まあいっか…となる。これがなあなあってやつなのか。
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田舎暮らしならではの行事や自然がたくさんあってとても和やかだなと思いました!自分は過ごしたことのない経験なので少し憧れるなと感じました。
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主人公、都会人のくせにあっさり受け入れすぎやろ。真逆だから、異世界すぎて呑まれる感覚なのか?
直紀の義兄好きでもってったのはちと無理さが。
林業の流れは理解できたけど、仕事を知る点では物足りない。ヨキがやたらカッコイイ。オトコがほれれ系。
三浦しおんさんのは読みやすい。
会話の運びで、言葉が乗ってく感じで、人物がとんでくる。
挿絵の登場人物がほのぼのしすぎてて、ちょっと邪魔だったかなー。
面白くて休日1日で読了した。
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映画化されてるみたい
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この本を読んで初めて林業ってこういう事してるんだって。しをんさんの書くお仕事小説は、本当に面白い。なんて言ってもキャラがいい!
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この本自体がちょっと「なあなあ」なかんじだったぞ!
とはいえ、続編があるなら読んでみたい。ありそうな気がするな。