佐賀のがばいばあちゃん 1 ばあちゃんとの出会い

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 29
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198632793

感想・レビュー・書評

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  • り。1615
    8y6m

  • ・ばあちゃんの生き方は生きるヒントがいっぱいです。
    ・がばいばあちゃんは、びんぼうだけど、とても明るい人で、女手一つで七人もの子を育てあげ、今はまごを育てています。とても面白い本です。
    ・金がなくても、とてもたのしくくらすおはなしなのでいいです。それに昔は、よくそういうことがあるのだと思いました。
    ・主人公とがばいばあちゃんは、腰にじしゃくをまいて鉄を集めている。がんばってお金をためている物語です。

  • 貧乏っぷりがすごい。でも明るくて前向きで、がばいよ!
    周りの人もあたたかい。運動会のお弁当の話は心にしみた。

  • 島田洋七さんの「佐賀のがばいばあちゃん」を小学生用に編集し直したもので、数年ぶりに再読しました。

    前回と同じように、貧乏でも明るく逞しく生きるがばいばあちゃんに笑い、元気をもらい、温かい気持ちになりました。

    貧乏で欲しいものも食べたいものも手に入らないとマイナス面を見るのではなく、物がなくても心豊かに生きる大切さを教えられます。

    子どもが出来て小学生になったら、読ませたいです。

  • いただきもの。
    娘と一緒に開封したのですが、
    横で見ていた娘が「これ、☆☆ちゃんの」と4冊さっさと自分の本棚にもっていきました。
    これ、児童書だったのね ^^;
    気付かなかった。

    娘は早速読み始めて「おもしろーい」と言っていたのですが
    しばらくすると「読めない漢字がたくさんある...」と言い始めました。
    よくよく見ると「小学校中学年・高学年~」

    それで私と読むことにしました。

    貧乏だけどもたくましく笑って前を向いて生きるおばあちゃん。
    生きる知恵も満載です。
    笑いあり、こみ上げるものありで、とても感情が揺さぶられました。
    読みながら涙が滲んできたところも。

    話は小学2年生の主人公がお母さんと離されておばあちゃんのところへ行くところから始まるのですが、
    娘(小1)の驚きと切なさが私にまで伝わってきました。
    読み聞かせって、感情を共有できるんだよなあ...

    ぱっと見、いかにも児童書ではないと思うのですが
    中を開くと、字が大きめで、ルビもふってあるし、用語の説明書きも小さく入っていたりします。
    説明のない用語も、子どもには難しいかなと思うものもありますが、
    元々大人向けに書かれたものなので、
    子どもと一緒に読むのは、子どもにとっても大人にとってもいいと思います。

    恵まれた環境にいる子がこの本を読めば、
    何かを買ってもらったり、好きなものを食べられたりしているのが当たり前のことではないと気付くかもしれないし、
    恵まれない環境にある子がこの本を読めば
    今の状況を打破するヒントを見つけられるかもしれません。

    大人だって感情が揺さぶられるだけでなく
    「生きる」ことについて何かヒントになるものがあるかもしれません。

    でも...何よりもおばあちゃんパワーがすごい!!
    おばあちゃんのパワーが本からはみ出している気がするくらいです^^

  • 昭広は苦しい暮らしのために、佐賀のおばあちゃん家にあずけられるが、
    このおばあちゃんが、すごい(がばい)のだ。
    貧乏なのに明るくて、小さな昭広はその明るさにすくわれて、
    貧乏を受け入れて元気いっぱいにすごし、成長していく。

    小学生向けに編集しなおしたもの。
    数年ぶりに読み返しましたが、やっぱりクスっとしたりホロリとしたり。
    がばいばあちゃんのポジティブさは、見習いたいですね。

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著者プロフィール

1950年広島県生まれ。小学校・中学校を佐賀県で過ごす。75年、洋八と漫才コンビ<B&B>を組み、NHK漫才コンテスト最優秀新人賞を受賞。漫才ブームを主役として活躍。『佐賀のがばいばあちゃん』シリーズは総計550万部を超える大ベストセラーとなった。

「2018年 『笑ってなんぼじゃ!下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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