白鳥異伝 上 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198931841

感想・レビュー・書評

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  • 9月20日~25日

    双子のように育った遠子と小倶那。だが小倶那は“大蛇の剣”の主となり、勾玉を守る遠子の郷を焼き滅ぼしてしまう。「小倶那はタケルじゃ。忌むべきものじゃ。剣が発動するかぎり、豊葦原のさだめはゆがみ続ける…」大巫女の託宣に、遠子がかためた決意とは…?ヤマトタケル伝説を下敷きに織り上げられた、壮大なファンタジーが幕を開ける!日本のファンタジーの金字塔「勾玉三部作」第二巻。

  • 前作に引き続き、非常に読みやすく心躍る1冊。

    ページを繰る手が止まらない、至極の純和製ファンタジー。

  • 勾玉シリーズの第2部!

    一番このシリーズではこれが好きだな。

    文庫になって再読です。

  • 2010年7月22日購入。
    2015年12月22日読了。

  • 『空色勾玉』に続く、勾玉シリーズ第2弾。『空色〜』以上に夢中になって読みました。それぞれのキャラが立ち、お話にグイグイ引き込まれます。

    ヤマトタケルの伝説がベースになっています。双子のようにして育った小具那と遠子が、小具那の出生の秘密が明かされると共に運命を分かち、やがて敵味方に分かれてしまう。
    それでもその運命に立ち向かう遠子が健気で、感情移入してしまいます。
    後半登場する、遠子と共に旅をする菅流がいいキャラです。
    上巻を読み終わり、まだ半分あるという嬉しさと、もう半分しかないという淋しさと、両方混じった複雑な心境です(笑)。

  • 『空色勾玉』が伝承になった時代の物語。
    少年と少女が、運命に翻弄されながら、互いを、そして自分自身を求めてもがく。
    前作よりも自然に世界に入っていけて、登場人物も生き生きしてて、夢中になれる。

  • ずーっと昔に友達に借りて読んだ本。
    その頃は単行本で、分厚さ&重さにビックリしましたが、読み始めたら面白くて一気に読んだ記憶があります。

    改めて読み返してみて・・・・・・やっぱり面白かった~(*´Д`)
    記憶していたよりも登場人物が多くて驚きましたw
    お気に入りは角鹿(*´艸`)
    昔は好きになれなかった象子(ぞうこ、って読みたくなる・・・)は、今回は好きな方から数えたほうが早いくらいになってました。

    ネタバレ感想は下巻の方に(*´艸`)

  • 登場人物の前向きさがいい。

  • 下巻にまとめ。

  • 運命って言うのは、時々とんでもないことを引き起こすものだとしみじみと思います。おぐなはただ、拾われて生き延びただけ、主人公遠子は、たまたま巫女の血筋に生まれて、たまたまおぐなと幼馴染になった。
    事件は何事もなく始まって、突然大きなものを引き起こす。
    まるで嵐のような展開に、目が離せません。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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