美しい彼 (キャラ文庫 な 2-5)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199007804

感想・レビュー・書評

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  • 思った以上にガッツリBLで背後注意でした。無口で友達もいない、クラス最底辺の平良とクラスの頂点に君臨する清居の話。メインふたりのキャラクターが独特で、後半は清居がいじらしいというか可愛い。すれ違いっぷりも好き。あとクラスのカースト制の描き方がえぐい。

  • ドラマみて原作が気になって4冊一気に買いました。
    初めて読んだBL小説が衝撃すぎてトラウマだったから嫌煙してたけど、こんなに幸せででも全然思い通りにいかないいちゃラブなの読んでてすごいにやにやしちゃうし、キャラがいいし、私もオタクだから平良の言いたいことちょっとわかる!ってなる。何より凪良ゆうだから文章が読みやすい!!!するする読めちゃう!家で小説読まないけど、気になりすぎて家でもずっと読んでた!すぐ読めちゃった!!ハマってよかった〜!

  • 可愛いしストーリーも面白すぎる。
    文章も綺麗で、感情の機微が表されてる。
    主人公二人の複雑な関係性が、普通のBLにはない文学的な良さをだしてるなと思った。
    尊いだけじゃなくて人間関係の奥深さがある⋯
    この人しかいないってお互いに思ってる、ピースがはまったみたいなカップル。

  • 甘美な文字を読むことが好きだと、再認識してしまいました。。
    男性同士の恋愛物は初めてて、
    これまで色眼鏡をもってしまっていたことにも気づき、罪悪感とこれまでもったいなかったなあ〜という後悔と。
    美しい物は美しいし、圧倒的「好き」が居ること、羨ましい。
    作品を読み終えて、読完時の興奮と共に清井に対してすごい嫉妬心を抱いた(笑)私も、熱のある目で見つめられてみたいな。
    凪良ゆうさんのあとがき、勝手に親しみを感じてしまい、短い文章の中に想像するお人柄を好きになりました。
    そして、気持ち悪い攻め、私も本作で好きになりました、、! 

  • あとがきまで最高
    凪良ゆう最高
    気持ち悪い攻め最高

  • 凪良ゆうさん作ということで、映像も観ず、コミックも読まずに小説のみ。

    気持ち悪い攻めが好き。というあとがきで「あ〜」と納得した。
    とても楽しいあとがきだった。

    その気持ち悪い攻めにズブズブとハマった。

  • ドラマを先に履修。
    清居がゲイであることがはっきり描かれてるやん!ドラマではそのアイデンティティはぼやかされてたのが残念。

  • ドラマを履修し、映画を観に行った帰り気付けば4巻すべて購入していました。原作には原作の、ドラマ版にはドラマ版の良さがあり良かったです。
    ドラマ版では平良虐が見ててしんどかったけど原作版はその描写が少なくて、平良の気持ち悪さ(褒めてる)が最大限に発揮されてて最高です。
    作者の趣味全開の作品ってすぱらしいですね。
    ありがとう凪良ゆう先生。この世に美しい彼を生み出してくれてありがとう...。

  • 平良と清居の心情が詳しくかかれていてすごく読みやすい。感情の変化や作者が言っていたように崇拝心がすごく気持ち悪い攻めになっている。
    あとがきもおもしろい

  • 凪良ゆうさんの小説を読むのはこれがお初。
    (本屋大賞受賞おめでとうございます!!)

    実は、外で読む用に「わたしの美しい庭」の文庫を先に読み始めていて、まだ序盤だというのに、これは他の作品も読まねば!!と思い立ち、この美しい彼シリーズを始め、勢いで数冊購入してきちゃいました(積ん読はなるべくしないようにしたいのだけれど、衝動的にやってしまいがち)。

    元々BL作品が大好きなのですが、ひらきよ、本当に良かったです・・・(反芻)
    他者から見ると、歪で不快な関係かもしれないけれど、二人でいれば凹凸がしっかり嵌る、そんな感じ。

    平良の陰鬱としたパートも勿論良いのだけれど、清居視点になった瞬間、一気に可愛らしいテイストになるのも良き、でした。
    もだもだしてる感じが、滑稽さや可笑しみを増して。
    清居君ツンデレかーって。

    まだ2、3、番外編とこれから読める幸せよ(噛み締める)。

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著者プロフィール

1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。

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