美しい彼 (キャラ文庫 な 2-5)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 2209
感想 : 127
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199007804

感想・レビュー・書評

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  • 本屋大賞受賞の作者だけあって人物の描写が
    上手くBLでも面白かった。
    憧れと恋はちょっと違う。
    触れてはいけないものを手に入れた瞬間
    濃厚になってしまうあたりが……(*ノωノ)ポッ

  • 表紙に惹かれて漫画だと勘違いして購入。
    え?小説?…BL小説読んだことないんだけど。
    中身見ないで買ったらやっぱりダメだね。
    と少し放置してました。
    久々に存在を思い出し読んでみたら…めちゃめちゃ面白いんですけど!!
    あの時間違えた自分を褒めてあげたい。
    というか、こういう新たな出会いがあるから本って好き!と改めて思った一冊。

    受けがツンデレすぎて分かり辛くって、攻めがネガティブな俺さま過ぎて更に分かり辛くさせて、なかなか一筋縄ではいかないカプ。
    でもカチッとハマった時はもう離れられないくらいに強固な2人。
    需要と供給が合ってるみたいなことが書いてあったけど、まさに。
    最初は少し暗めでたんたんとしてて(でも面白い)、途中からどんどん明るくコメディっぽくなってきて、ハピエンで終わる。
    こんなに受けにキュンとしたの初めてかも。
    かわいい!かっこいい!好きだ。
    攻めもなんか一途過ぎて切なくなる。
    でも好き。

    大好きな一冊になりました。
    この作者さん、人気あるみたいだし他の本も揃えようかな。
    てかもう揃える気まんまんです!

  • 面白かったー!!!2人がどうなることかと思いましたが良かった良かった!清居くんまさかあんなに可愛いとは!

  • 比較的コメディ要素が強かったかしらん??
    やや現実離れっていうか、いい意味でフィクション感ありありな2人だったからかな・・・
    しかし全てのツンがガチ恋ゆえだったと思うと・・・凄いな・・・・・・と脱帽

  • 子供の頃からの吃音のせいで自己評価の低い平良と俺様で偽悪的な物言いをしてしまう清居の話。清居が好きすぎる平良は見ていると確かにちょっと気持ち悪いくらい。でもここまで好きだと思われ続けたら、もしかすると好きになってしまうかも。と思えてしまった。清居はなんだか好きな子に素直になれない「男の子」みたい。もう素直になればいいのに...。と言いたくなる。それが一番清居にとって難しいことなのかもしれないけど。

  • 漠然とイメージした話と全く違ったし良い意味で裏切られたのでとても面白く読みました。
    CD買う

  • 人気がある作品という事前情報だけで読み始めたので平良が受かな?と最初は思ってましたw
    前半と後半で視点が変わって、清居の印象もガラリと変わる辺りで神聖視していたのがよく分かって面白かったです。

  • 新しい扉を開いてしまった…!!
    清居を神のように崇める平良と、そんな平良の桁違いの愛情に惹かれてしまった清居の物語。お互い好き合っているのにかみ合っているのかいないのかよくわからない2人。振り回されてるのは清居の方だね。
    持ち前のスタイルで周りからチヤホヤされているけれど求めているものは自分だけを求める深い愛だなんて普段のキツイ態度に似合わず可愛い。。なのに思うように平良が動いてくれなくてやきもきして泣いちゃうところとかも最高だった。

  • 今まで読んだ凪良先生の本の中で一番好き 吃音の攻っていうとてもむずかしい素材をとても良く調理されていてすごいってなった(語彙力 受が心情告白する受視点の章からの楽しさすごい

  • BL直木賞をあげたい。吃音攻めという新しすぎるジャンルに、これは一般文芸路線(萌え度外視)かと思ったが、きっちり萌えで包んでエンタメとして昇華して大勝利していて拍手したくなった。凪良作品の最高傑作だと思います。そして受けが普通にゲイなのも良かった。やっぱり近年の作品は、昔のようにノンケだけどお前がすきだみたいなホモフォビックな設定から離れ、ゲイ達の恋愛として描かれた作品が増えているのかなという気がして、この傾向は超歓迎する。凪良ゆうは二時間ドラマにできそうな直木賞系の作品が多くて、ともすれば一般文芸でもやってけそうな作品が多いけど、とにかくずっと男同士で書いててほしいなあと思います。

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著者プロフィール

1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。

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