玉の輿新調しました: 玉の輿ご用意しました3 (キャラ文庫 く 3-3)
- 徳間書店 (2018年5月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199009150
作品紹介・あらすじ
上から目線で命令口調、顔も性格も恋人と瓜二つな高校生――進路に悩む印南の甥・誉が、家出して転がり込んできた!?
彼の教育係として、職場で面倒を見るハメになった青依。生意気な初めての後輩が放っておけず、恋人とキスする暇もな
い。そんな時、海外支社の研究員・ベルが来日! 青依の才能に惚れ込み「研究者にならない?」と誘ってきた!! 人生の新しい選択肢に、青依の心は激しく揺れて!?
感想・レビュー・書評
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シリーズ3作目です。
今回は受の分岐点でもあるのでシリアスな場面も多いですが、微笑ましい場面も多くて楽しめました!!
中でも“みんなでおやつタイム”は思わず笑ってしまいました^^
しかし…仕事中の受は冷静だし、考え方も柔軟で機転も利くしカッコいいなと思う一方で、おうちで攻と一緒のときは甘えたり小悪魔ぶりを発揮したりとギャップがすごい。
攻は攻でそんな受を支えて甘やかす一方で、子供みたいな焼き餅が可愛すぎる。
でも…実際には受が一方的ではなく甘えて甘えられて抱き合えば2人で幸せな気持ちになれるっていうのは、読んでるこちらも幸せな気持ちになれますね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第3巻。相変わらずラブラブな青依と印南。でも、だからこそ不安になっているのかな。と思った。今の幸せを手放したくない。相手から必要ないと言われたくない。と考えてしまうから。
元々強気だったはずの印南が不安になっていたり、焼きもちを妬いたりしているのはちょっとかわいく思える。青依も今回の引抜き騒動をきっかけに、自分に自信を持てるといいな。どう考えても、すごい才能を持っているし、それに加えて努力をすることも出来るのだから。 -
このシリーズいいなあ。
物語を追うごとに話が突飛にならずに、ちゃんとまっとうに二人とその周囲の人たちの姿を読ませてくれるのがとても好感もてる。
特に大きな事件も出来事もないけど、こんな二人なら当然あるであろうきっかけを中心に、話が展開していく真摯な面白さ。攻にスパダリ要素を期待していると楽しめないかもしれないけど、逆に人間的な魅力を感じる層にはたまらない。
ゆっくりと着実に動いていくお話。好きです。 -
3冊目!甥っ子が居候としてやって来て...というあらすじだったので甥っ子が二人の仲をかき回すのかな?と思ってたら全然違いましたねwでも面白かった〜恋愛云々よりこれから歩む道についてのストーリー。すでに出来上がってるCPなのでHも多いしイチャイチャ凄いよ。続編のあるBLは普段読まないので新鮮で面白かった!
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シリーズ3作目となり、社会人同士、お付き合いが始まってからのお話が好きなのでとても面白かったです。
青依の成長も感じられて嬉しい限りです。
ただふたりのイチャイチャも適度にあったものの、もう少しふたりのエピソードが欲しかったです。
自己評価が低い青依が自信をつけるための第1歩を踏み出しそうな終わり方だったので、この続きも楽しみにしています。 -
カップル自体は出来上がっているし、揺るぎないって感じなので。
青依の成長物語ですね。
前回は秘書という職種でしたが、今回は研究者。
まだ夜間高校へ行ってなかったのはビックリでしたが。
なんだかんだ言って、頭のいい子なので勉強のやり方を覚えればなんでも出来そう。
印南の甥も登場でしたが、ミニ印南で、なかなか手強かったですね。