- Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251032560
作品紹介・あらすじ
オニの子は、つのをぼうしで隠した男の子。ワニのおじいさんに「宝物の地図」をもらったオニの子は美しい夕焼けを見て「これが宝物だ」と思います。百歳のけむしに出会ったオニの子は、トビに食べられないように自分のまゆげの上にけむしを乗せてあげます。落とし物のタオルを拾ったオニの子が洗ってあげると、タオルの中から大きな海が広がります…。心優しいオニの子を繊細に描いた傑作創作童話を、当時のままに復刊しました!
感想・レビュー・書評
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ぼうしをかぶったオニの子が主人公の短編集です。
2年生の教科書に2作目「ワニのおじいさんのたからもの」が載っているので読み聞かせに持っていきました。
時間:1編3分程度×5編
「かくれんぼとカカシ」
オニの子は帽子をかぶって角を隠しています。
人間と遊びたいけれど、帽子が取れてオニだとわかったらみんなに逃げられてしまう…。
「ワニのおじいさんのたからもの」
宝のありかを知っているワニおじいさんと仲良くなったオニの子。
ワニおじいさんから”世界一素敵な夕焼けが見られる場所”を引き継ぎます。
「百さいの けむし」
蝶にならずに百歳になった毛虫との話。
読み聞かせの時は、トンビから隠すために毛虫を自分の眉毛這わせた、という場面で「ひえ~~」とういうよな反応が出ました(笑)
「ふしぎなでんわ」
野原の真ん中に落ちていた黒電話は、白雪姫、桃太郎、みにくいアヒルの子たちとつながります。
「タオルの海」
真っ黒に汚れたタオルを洗ったら、海にトビウオが飛ぶ絵が出てきました。
タオルを広げると本物の海が現れて…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「オニの子は、つのをぼうしで隠した男の子。ワニのおじいさんに「宝物の地図」をもらったオニの子は美しい夕焼けを見て「これが宝物だ」と思います。百歳のけむしに出会ったオニの子は、トビに食べられないように自分のまゆげの上にけむしを乗せてあげます。落とし物のタオルを拾ったオニの子が洗ってあげると、タオルの中から大きな海が広がります…。心優しいオニの子を繊細に描いた傑作創作童話を、当時のままに復刊しました!」
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50年以上前ラジオ番組今晩は森繁久彌ですから生まれた森繁詩の会の機関誌しくしくからからの編集長だった川崎洋さん。今も詩の会は続いていますが、今回飯野和好さんの本を探していてこの本を見つけました。五つの話、どれもいいお話ですが「タオルの海」の突然の海の絵は飯野先生に拍手。皆さんにも是非一度読んでいただきたい本です。
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ひとりでも自然はいつだってそこにいてくれる。感じるかどうか。
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資料番号:020189643
ご利用の細則:貸出可能です
備考:【元の所在場所】1階日本文学
http://lib-yuki.city.yuki.lg.jp/OPP1600?PCTI=10110006 -
2年生 読み聞かせ 2013.11.21