ザ・クレ-タ- (1) (秋田文庫 1-21)

著者 :
  • 秋田書店
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本棚登録 : 202
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253170147

感想・レビュー・書評

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  • 10編収録の短編集。
    オクチンという主人公が登場する話もありますが、独立した話で10編です。オクチンは、学生時代が舞台だと登場する形です。

    「三人の侵略者」が好きな話。最初の恐怖が、少しずつ結末に向けて薄れていって、コメディになるのがいい。珍しい展開ではないけども、掲載は1969年か。まだ生まれていないです。

    生まれてないんだよなぁ、設定やギミックに時代を感じることも多いですが、時代が違うんだよな。ただ、読んでいて退屈はしないのが、すごいと思う。
    何回も思うね、手塚治虫読むと。

  • 手塚治虫は何年かしてまた読んでまたハッとさせる

  • サイキック・ホラーを物語の中核・ギミックに据えた短編集。悲哀・怨恨といった負の感情を描く作品群だが、人の救いようのなさをこれでもか、と描く好篇。初出1969~70年。

  • 悪乗りが過ぎ滑り気味なものもあるが、多の中の一としては楽しめる。

  • 人間の心をテーマにした短編集。
    短編ですが、どのお話も内容が深く、人種差別や戦争といったテーマを扱っており考えさせられる内容です。
    お話の舞台となった時代も国もさまざまです。

  • タイトル、内容、すべてがカッコよい。
    少年の頃に、漫画の可能性を思い知らされまくった一冊。

  • 地味だけど印象的。

  • 超高度な短編集。
    現在の一冊分の内容が一話に収まっているほど濃厚でござい。

  • ものすごく久しぶりに読んだ。小学生の頃に一度読んだことがあって、その頃はとにかく怖いという印象しかなかった。今読んでみるとそんないうほど怖くはないんだけど、当時読んだときの怖さが蘇ってくる。考えさせられる話が多くて、今読んでも十分楽しめた。

  • 081111(m 081122)

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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