ザマミロ!農は永遠なりだ

著者 :
  • 家の光協会
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784259546502

感想・レビュー・書評

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  • 書く農家! 山下惣一の農業と政治と環境を語る評論。米原万里が絶賛していたので読んでみたのだが、期待が高過ぎたせいか、いま一つ。日本の農業を軸にした縮小均衡経済を説くのだが、同じテーマなら(当然とはいえ)下村治の方が上。全体的な思索も(文体のせいもあって)薄っぺらい印象だし、もう少し書きようがあったのではないかと思わせる。

  • 筆者である山下惣一氏は「農民作家」といわれているが、意外なことに、今まで農家の人の眼から見た農業の書を読んだことがなかった。
    2004年の刊行ではあるが、今読んでも根本的な問題は、何も変わっていないことがよくわかる。この本は月間誌『地上』の1999年3月号から2003年12月号までの中からセレクトした43篇が収録されており、書名からもわかるとおり、決して暗い重い話ではなく、独特の語り口を楽しみながらさっくりと読むことができる好書だ。
    読んで楽しい農業の書というのも希少なので、ぜひ一読を。

  • 20101024 問題の所在は解った。

  • ザマミロ!!
    今こそ農家が立ち上がるときだ!!

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著者プロフィール

◎山下 惣一(やました・そういち)1935年佐賀県唐津市生まれ。農業に従事するかたわら創作活動を続ける。1969年『海鳴り』で第13回日本農民文学賞受賞、79年『減反神社』で第27回地上文学賞を受賞。同作は第85回直木賞候補作となる。著書に『ひこばえの歌』『日本人は「食なき国」を望むのか』(家の光協会)、『農の明日へ』(創森社)など多数。生活者大学校教頭、アジア農民交流センター・TPPに反対する人々の運動の共同代表、小農学会の顧問も務めた。2021年2月に「老農は死なず消えゆくのみ」と断筆を宣言。2022年7月10日に肺がんのため逝去。

「2023年 『山下惣一 百姓の遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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