羽生善治のみるみる強くなる将棋入門-5ヵ条で勝ち方がわかる (池田書店 羽生善治の将棋シリーズ)

著者 :
  • 池田書店
3.95
  • (24)
  • (23)
  • (24)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 324
感想 : 28
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784262101446

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 羽生さんがわかりやすく解説。ほんとに初歩の初歩やから勉強になる。

  • 将棋入門書。
    入門者、初心者対象。

    プロローグと1章を読めば将棋のルールがわかると思います。
    図が多く、入門者にもわかりやすい。
    だいたい最初に出てくる特徴的な漢字は振り仮名がある。それ以降はなし。
    全て振り仮名があるようなしつこさはない、低学年以下は大変かも。

    2章で手筋などが覚えられる
    これを覚えると入門レベルは超えることができると思う。
    良い入門書だと思います。



    プロローグ 将棋の基本
     将棋の基本/棋譜の見方/対局の流れ/対局のマナー

    第1章 駒プロフィール
     駒プロフィール 駒ごとの特徴(駒の動かし方)
     禁じ手について

    第2章 勝負に勝つための5ヵ条
     その一 取る
     その二 攻める
     その三 成る
     その四・壱 詰める
     その四・弐 寄せる
     その五 囲う
     ステップアップ 戦法

    第3章 詰め将棋(1手詰12問)

  • 将棋の心得のない自分でも知っている棋人、羽生善治による入門書。他の入門書を読んだことがないので比較はできないが、戦術や定石というよりもひとつひとつの局面における駒の基本的な動かし方や活用法が主で図や棋譜・イラストを使って(イラストの金と玉はちょっと見分けづらいが)平易に書かれている。また将棋の格言が頻出し、本に載っていない格言も調べたのだがなかなか参考になる。気紛れに始めた小学生以来の将棋だがこうしてテクニックを知っていくとかなり楽しい。まだ囲いや居飛車・振り飛車の戦法に関する知識が足りないので、今後はそっちを勉強したい。

  • 今年の目標の一つ、「将棋を覚える」

    駒の動かし方や置き方を「だいたい」知ってる、ぐらいのレベルからのスタートです。

    第2章で

     取る
     攻める
     成る
     詰める
     寄せる
     囲う

    という将棋の基本的な考え方を学べるんですが、
    これを知れると、一気に楽しくなります。

    もちろん急に勝てるようになるわけでは全くないんですが、
    どこをどう動かせばいいのかまったく分からん!という状態からは抜け出て、
    多少なり考えながら将棋を打つことができるようになったり、
    人の対局見てそのすごさや面白さも分かるようになります。

  • 初心者にわかりやすく、楽しく読めた。

  • 将棋を始めたい人には絶対、にはオススメ!
    初心者の自分には少し物足りない内容。

  • まったくもって、初歩中の初歩の人には
    大変分かり易い。
    他の本は、ぜんぜん馴染みのない棋譜が多くて、
    とっかかりすら掴めなかったが、
    この本のお陰で、動かし方や特性が掴めた。

  • ☆$$面白いし、内容も分かりやすいが・・・。$$やはり将棋や麻雀は実践を繰り返して、ナンボだと思う。

  • 子どもの頃、将棋で遊ぶことがわりあい多い方だった。だから対局するのには困らないので入門書から読み直さなくてもよいかなという思いは少しよぎったのだけど、この本にして正解だったと思う。

    本書では基本的なルールから詰め方、囲い、そして戦法までがわかりやすく説明されている。中でも駒の特徴を「能力パラメータ」で数値化してみせているのはおもしろい。そして、駒のもつ総合力の値から、駒得か駒損かの損得勘定ができるようになっている。実際には、ここに戦況を含めた計算が入ってくるのだろうけど、基本となる考え方が土台にあるのとないのとでは雲泥の差がある。寄せの基本の「包むように寄せる」という表現にもなるほどと頷きながら読んだ。

    将棋はルールさえ知っていれば誰でも楽しめるし、対局の数を重ねればある程度までは強くなれる。だけど、本を読んで勉強している人や将棋教室に通ったことのある人にはかなわないと子どもの頃に肌で感じていたことを思い出した。今思えば、経験的に得た感覚から理論に裏づけされた知識に置き換える作業が欠けていたのだろう。

    先月から「3月のライオン」を読みはじめて、今、無性に将棋がやりたくなっている。羽生さん監修のこのシリーズで勉強したら前よりは強くなれそうだ。ひょっとしたら「一手先を読む」ことが仕事にも生きてくるかもしれないなんて、子どもの頃とはまた違った愉しみを見出している。

  • 将棋はじめました。

全28件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1970年9月27日、埼玉県所沢市生まれ。1982年、関東奨励会に6級で入会。1985年12月、プロ四段に。1989年、19歳で竜王獲得。これが初タイトルとなる。以降、数々のタイトルを獲得。1996年には、当時の七大タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)全冠独占の快挙を成し遂げる。2017年に、八大タイトル戦のうち永世称号の制度を設けている7タイトル戦すべてで資格を得る、史上初の「永世七冠」を達成した。タイトル獲得は通算99期、棋戦優勝45 回(ともに2022 年6月時点)。主な表彰として、2007 年特別将棋栄誉賞(通算1000 勝達成)、2018 年国民栄誉賞、同年紫綬褒章。さらに2022年、史上初の通算1500勝を達成し、特別将棋栄誉敢闘賞を受賞。将棋大賞は最優秀棋士賞など多数受賞。

「2022年 『改訂版 羽生善治のこども将棋入門 中盤の戦い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

羽生善治の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヴィクトール・E...
村上 春樹
池井戸 潤
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×