- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265011254
感想・レビュー・書評
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町の中のくだもの屋に,りんごが1こかざられています。そこを通る人が,りんごへの思いをそれぞれに語ります。100人がリンゴを見れば、100通りの見方がある!
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こどもと一緒に読みました。
同じものでも、見る人によってこんなにも見方が変わるなんて! -
たった1個のリンゴがお店に並んでいましたが、通りかかる人それぞれがそのりんごを見て違った感想をもち、その感想をもとに、りんごがその人が誰だかを当てる…というストーリー。
個体(事実)は一つであっても、人によって様々な捉え方があるんだよ、と教えられた1冊。
子どもと一緒に、コメントをもとに、それが誰なのかを想像しながら読むのも楽しいな、と思いました。
2016/10/12 -
同じものでも視点が違えば違って見えるってことね。
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岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00162885
町の中のくだもの屋に、りんごが1こかざられています。そこを通る人が、りんごへの思いをそれぞれに語ります。
(出版社HPより) -
2021.6.18 4-4
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7分
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2019 3-3
7分 -
なるほど…りんごは 1こだけど 見る人 100人いたら…考えさせれる!!
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果物屋の店先にある1個のりんご。
それを見た通りすがりの人々がそれぞれ漏らす言葉を聞いて、りんごは人々が何の仕事なのかを想像する。
忙しそうなサラリーマンは子供のころの遠足を思い出す。
農家の人たちはりっぱなりんごだと褒める。
りんごの色を決めかねる絵描き。
りんごは健康にいいと言うお医者さん。
りんごの歌ならたくさん知っているという作曲家。
子供たちが遠足に持って行く果物を選ぶ。
ある女の子がりんごを選び、遠足で食べると周りの子供たちもりんごにすればよかったと思う。
りんごは自分は1つだけれど、それを見た人が100人いれば自分は100通りのりんごになる。
1個でも100個のりんご、だと思うのだった。
思いは人それぞれ。
全体的に白黒でりんごだけが赤い絵が印象的。 -
1このリンゴでも見る人が変わればそれだけのりんごがある。見た人の数だけりんごの物語がある。
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くだものやさんの1このりんご。その前を通る人は、同じりんごを見ているんだけれど、それぞれにいろいろなことを考える。りんごだけが赤く、カラーで描かれている。
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図書館で借りました。
絵本。リンゴの独白。個性重視というか、千差万別?
リンゴ視点。
八百屋さんの店先に出されたリンゴ。
それを見た通りすがりの人たちは一言ずつ、リンゴに関するコメントをして、リンゴはそれから相手の職業を推測していく。
リンゴは一つだけれど、百人の人がリンゴを見ればいれば、百のリンゴになる、というお話。
水墨画のように白黒の絵に、リンゴだけが赤く彩色されている。これは上手いやり方だなあと思う。
最後にリンゴが女の子にたべられてしまうときだけ、全体に彩色。
たべられる瞬間も痛々しさはない。
可愛らしい話。絵も木訥で淡く、無夜の好み。 -
まちの中のくだものやさんにりんごがひとつ並んでいます。その前をいろいろな人が通り、りんごを目にとめ感想を言うのですが…みんな感じ方はいろいろ。
農家の人たちはいい畑で育ったりんごだろうと感心するし、画家はすてきな色、描くのに難しい色だと悩むし、学校の先生は3個買うとおつりは・・・といった具合。中には職業不詳の気になる人も…。
それぞれのセリフから、誰がいっているのかを当てるもの楽しいし、黒白で描かれた絵に赤いりんごが映えて絵も面白いです。
みるひとが100人いれば1個のりんごも100通り。
あなたはこのりんごにどんな感想を持ちますか?