土をつくる生きものたち 雑木林の絵本 (ちしきのぽけっと1)

著者 :
  • 岩崎書店
4.25
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本棚登録 : 125
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265043514

感想・レビュー・書評

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  • イラストのクオリティに驚いた。
    子供と雑木林に行ったら足元をじっくり観察してみようと思った。

  • 糞は、土のキーパーソン。
    森では、常に片付け屋さんが、パトロールしている。
    ミミズ兄さんは、百人兄弟なのか。
    子どもの頃、膝まであるふっかふかの落ち葉を踏みしめて楽しんでたんだけど、あの中には…。
    クマムシさんは、そこら辺におるのかな。でも、裸眼では見えないかな。

  • 森の木々が肥料もないのになぜ立派に元気に成長するのか。森の生き物たちの種類や生活を通して、見える所〜見えない所まで親切丁寧に解説する。地面の立体断面図がイイ。それと、生き物を何十倍の大きさで描いているかが、表示されている。小学生の中学年以上向けくらい。

  • ダンゴムシ、みみず、もぐらなど、土の近くに住む生き物たちのことが詳しく書かれている。
    小学生低学年くらい向けか。
    イラストはリアルな手書き

  • 盛口満さんの絵!

    コケの森という絵は、人間の目で見える森よりももっと細かな森を描いてある。
    洋服の繊維を拡大したり、トンボの目を拡大したりした画像を見たことがあるが、その拡大された画像は繰り返しの幾何学的構造が見えるだけだった。
    しかし、コケの森は、私が見たことのない形態の植物がそこにあり、ただ見たことのない植物なのかと思ったら、肉眼では見えないコケの世界なのだった。そこにも、私が見ている森のような複雑に関係しあった多様な形態の種があるのだった。
    電車に乗って窓から眺めたり、高いところから見渡すと、樹々の葉や実や花が見えず視点が変わるという体験は何度もあるが、拡大してみるという体験はほとんどないので、興味深くじっくりと見て読んだ。

    ミミズ、ダンゴムシ、ダニ、コガネムシの本を読んでみようかな。

  • 「雑木林の落葉や、動物の死骸、糞などを、土にかえていく生きものたちのはたらきを、精密なイラストとリズミカルな文章で興味深く紹介した科学絵本。落ち葉を細かくするダンゴムシ、けものの糞を土にかえすセンチコガネなどなど、土づくりに一役買っている生き物たちが続々登場。雑木林を歩きたくなる1冊。」

  • 5:11

  • 素晴らしいイラストだ。

  • 自然の循環の素晴らしさがわかる絵本。

  • [ 内容 ]
    雑木林を歩いたことがありますか?
    ふんわりつもった落ち葉の上を。
    トビムシ、ミミズ、ダンゴムシ、カブトムシにササラダニ…。
    いろんな生きものたちがかかわりあって、落ち葉を土にかえていきます。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

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著者プロフィール

谷本雄治(たにもと ゆうじ)

愛知県生まれ。児童書を中心にノンフィクション作家として活躍。
主な作品に『ぼくは農家のファーブルだ』(岩崎書店)
『カブトエビの寒い夏』(農山漁村文化協会)
『ご近所のムシがおもしろい!』(岩波書店)
『天の蚕が夢をつむぐ ~大島紬ものがたり』(フレーベル館)
『牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢』(出版ワークス)など。

「2023年 『牧野富太郎物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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