なんでも魔女商会 (9) ルビーの魔法マスター (おはなしガーデン)

著者 : あんびるやすこ

• 岩崎書店 (2007年9月22日発売)

感想・レビュー・書評

[arukudesuさんの感想 · 2015年8月16日]

シルクにとってナナはとてもいい友達だとしみじみ思いました。

[はぴさんの感想 · 2014年3月4日]

なんでも魔女商会シリーズ９。

＞優勝者にはルビーマスターが授与されると知り、シルクの目の色が変わりました。
やってくるお客の注文も断って没頭していますが、ナナは納得できず、けんかしてしまいます。

前回の続きから物語はスタート。
コンテストの勝利者にもらえるというルビーの魔法マスターバッジ。
勝ちたい気持ちが強すぎて準備に夢中になってしまったシルクは、ドレスが破れて困っているお客様もそっちのけ。
ナナとけんかになり、本来の自分とは違うようになってしまいます。

自分がやるべき仕事について、厳しくも優しい師のありがたさ、努力することの大切さ、素敵な友情・・・
色々なことがつまっている内容でした。
最後、シルク達がバッジを手にするより素晴らしいことに気づけてよかったと思いました。

羽衣おりのドレスのデザイン画がとても素敵でした。

手作りはボタンの魔法マスターバッジ。

[morino-yukakoさんの感想 · 2013年7月14日]

羽衣おりか…ちょっと見てみたい。

[cheeekoさんの感想 · 2013年4月12日]

このシリーズは洋服のリフォーム店の話なので、素敵な服がたくさん出てくるのですが、この話しでシルクが作るドレスはとても素敵です。
話の内容よりドレスの描写が印象に残りました。

[write-rocketsさんの感想 · 2013年4月5日]

チビ1号、市立図書館にて

[ももさんの感想 · 2012年12月7日]

魔女界おもしろい！！
校長先生も教頭先生もいい先生で、いろんな布がいっぱいあって本当に楽しそうです！
行ってみたいな

[葉月さんの感想 · 2011年4月23日]

とても価値のある「ルビーの魔法マスター」よりも大切なことってあるのでしょうか。それは…。

[enikkiさんの感想 · 2009年12月27日]

　そのときシルクは、ふと時計をみておどろきます。いつのまにか三時のお茶の時間が、すっかりすぎていました。テーブルをみると、いつものように美しく用意されたお茶のセットと、コットンの手づくりのお菓子がならんでいます。けれどきょうはだれによろこばれることもなく、紅茶はカップのなかでひえきっていました。コットンの姿も、もうテーブルにはありません。しずまりかえった店のなかをぐるりとみまわしたシルクは、自分がひとりきりだということに、はじめて気がつきました。

[フリント船長さんの感想 · 2009年8月6日]

見た目小学生くらいのおさいほう魔女シルク、めしつかいねこのコットン、人間の女の子ナナを軸にしたシリーズもの。
かわいらしい女の子の魔女というのは、日本原産にして固有の種であるらしい。歴史的・宗教的に「魔女｣と関わってきた国々では、まずありえない存在なのだろう。本書の主人公も、背景の深みを感じさせないキャラクター的な魔女である。ストーリーは先が読めるし、登場するのはいい人ばかり。最後はなにもかも丸くおさまる、まあどうってことのない話。しかし、意外とおもしろい。小学校中学年以上の女子なら喜んで読みそうだ。うちの娘はこのひと月ほどで、既刊１３巻すべて読んでしまった（うち１０冊は立ち読みだ）。絵もかわいい。

著者プロフィール

群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。 テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本・児童書の創作活動に入る。主な作品に、「ルルとララ」シリーズ、「なんでも魔女商会」シリーズ、「アンティークFUGA」シリーズ（以上、岩崎書店）、「魔法の庭ものがたり」シリーズ（ポプラ社）、『せかいいちおいしいレストラン』、「こじまのもり」シリーズ（ともにひさかたチャイルド）、『妖精の家具、おつくりします。』『妖精のぼうし、おゆずりします。』（ともにPHP研究所）などがある。
公式ホームページ「ちいさなしっぽ協会」http://www.ambiru-yasuko.com/


「2023年 『ムーンヒルズ魔法宝石店6　いじわる魔女とルビーの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」