わたしの人形は良い人形 (山岸凉子スペシャルセレクション)

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  • 潮出版社
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本棚登録 : 254
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267905315

感想・レビュー・書評

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  • これ、変色して買い直したんだなー;;

    表紙の重厚感にはとてもいいんだけど、実は表題の
    わたしの人形は良い人形
    は割とどうでもいいw

    やっぱ鬼来迎と白眼子でしょう。

  • 極上の恐怖。
    日本人形が戻ってくるとかもう最恐。
    短編集で、全部とても怖い。これを読んだ日は夜に1人でお風呂に入れない。
    お風呂上がりに読むべき1冊。

  • 山岸凉子先生は絵が美しいだけでなく、やはり稀代のストーリーテラーなのだと痛感しました。多感な少年少女の視点で事象を捉えているのがいいです。ゾッとするだけでなく、何だかもの悲しい気持ちになってきます。
    身の毛もよだつ恐怖譚が全5話。山岸先生のファンの方はもちろんですが、ホラー好きの方にも強くお勧めします。

  • 山岸凉子読んだことなかったんだ…
    ので借りた。この中ではハーピーとグールが面白かったかな。

  • ハイパータフで見た目が怖すぎる市松人形が道連れにする処女を探して縦横無尽の大冒険をする話(「わたしの人形は良い人形」)
    市松さんのジャンピング道連れはトラウマ。

  • 表題作は、発表誌でよみ(10才くらい)まじおびえたね!どの作品も完成度がはんぱない。

  • 怖かったということしか覚えてない。

  • どの話もよかった。どれも怖いんだけど、物語も読ませる。市松人形はどうしても怖いイメージが付きまとう。ほんの些細なことに思えるけど、それがきっかけとなり三代先までも付いてくる…もしかしたらもっと先までも。。夜に思い出したら電気を消して寝れないかもしれない。
    印象的だったのは白眼子。泣ける、不思議な話。
    「必要以上に幸運を望めば
    すみに追いやられた小さな災難は
    大きな形で戻ってくる」

  • 自分の部屋で1人で読めません…(^_^;)特に表題作の「わたしの人形はいい人形」はもう怖すぎます…
    1回読んでから、まだ2回目突入していません…というかできません……orz
    「白眼子」は泣けます。シロさんのせりふに泣かされます。

    「わたしの人形はいい人形」で、最後お人形に道連れにされた女の子がが処女じゃないかもみたいな描写がありましたが、連載当時は「タバコを吸っている女の子=処女じゃない、不良」みたいなイメージが今よりもっと強かった、ってことですかね…?

  • 談話室で寝るときに電気を消せなくなるくらい怖い本ない?と聞いたときに薦められました。
    薦められた本は97年発行の文庫本だったので、表題作以外はもしかしたら違っているのかな?

    全部で5つのお話が収録されています。
    電気を消せなくなるくらいガツンとくるほどのものではないけれど、どれも、ぞくっとした余韻が残る話です。
    「白眼子」は怖いというより不思議な心温まるお話でした。ちょっとうるっときた。

    何より怖いのは、薦めてくれた方も言っていたけれど表紙の市松人形。
    不用意に目に入るとギクッとします><

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著者プロフィール

山岸凉子(やまぎし・りょうこ)
1947年北海道生まれ。69年デビュー後に上京。作品は、東西の神話、バレエ、ホラーなど幅広く、代表作に「アラベスク」「日出処の天子」「テレプシコーラ/舞姫」など。

「2021年 『楠勝平コレクション 山岸凉子と読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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