一生モノの人脈力

  • ランダムハウス講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270001363

感想・レビュー・書評

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  • 人生をどんな人と過ごすか、結局人から助けられたり、影響を受けたりする。これからも人脈作りに勤しんでいこう!

  • 【生き方】一生モノの人脈力/キース・フェラッジ/20140227(19/194)
    ◆きっかけ
    ・レバレッジ リーディング(本田直之著)の巻末に宣伝で見つけた。公私とも人脈が人生を豊かにする鍵とは経験的に分かっているものの、もう一度人脈形成の意義や、その方法について再確認したかった。

    ◆感想
    ・「自己啓発により自分を探す人は自己の中に自分は無く他人からの自分の評価の中にある」と言っていた。それでイカン。「現代人は自己啓発書に救いを求める。だが、必要なのはそんな自己努力ではなく、他人から手を差しのべてもらうこと」。人は人からしか学びえない、という当方の哲学に通じるものがあり、同感。しかし、その為には如何に、①自分を弱みを含めてさらけ出せるか?②Takeする分、それ以前にGiveできているか?、③そのために、自分のポジショニング、秀でたもの、があり、それに自信がある、ということが必要ではないか。
    ・しかし、ここでいう人脈力を如何なく発揮するためには、明確な目標が必要。それによって、どんな人脈を形成したいかが変わってくるから。その点は、形成した人脈と自分との間のフィードバックを通じてどんどんブラッシュアップしていくものなのだろう。
    ・「思い切って口を開く勇気」があったおかげで私はどんな状況でもチャンスをつかむことができた。=>これこそ人脈を作ろうという意気込み。プライドは邪魔。

    ◆引用
    ・目標とは締め切りのある夢である
    ・ 自ら進んで助けを求める勇気を持つべきである
    ・ 目標は明確なほど達成し易い(文字にすること)
    ・ 成功者は話が達者である
    ・ 相手にとって価値ある提案をすること(相手の問題を知ることが大切)
    ・ 自分が夢中になっていることをリストアップする(自分の活動の幅を知る)
    ・ 相手に合せて心の窓の開き方を調節する(相手と同じ位が相手にも心地よい)
    ・ いつだって、誰からだって、学ぶことはある
    ・ 相手は自分と一緒にランチを食べたいと思うか?
    ・ 一見馬鹿げたギモンを馬鹿にしないこと
    ・ 自分ブランドを構築する努力を

    ・資産は活用すれば膨らむ(カネに限ったことではない)
    ・前よりも上手に失敗すればいい(エル・ベケット)
    ・くだらない雑談はしない。自分の伝えたいことを情熱をこめて語る。会話であれ、仕事であれ、人生であれ、安全な道を選べば無難な、すなわち退屈な結果しか得られない。
    ・出会う前に相手のことを調べる(信念、最大の功績)。調べたことを正直に伝える。「いつも知り合いになりたい方のことはできるだけ調べている」。初対面での会話の目的は、行きずりの出会いを友情に発展させることにある。自分のことを認められれば相手も悪い印象は持たない。
    ・問題は会う回数ではなく、その人と一緒に何をするか。
    ・人との付き合いは難しくもなければ面倒でもない。何か夢中になれることがあり、それを誰かと一緒に楽しめれば、日々の仕事や生活を通じてたやすく人脈は築ける。
    ・スマートに会話を切り上げる。「今夜は素晴らし方がたたくさんいます。せっかくの機会ですし、ほかの方ともお話したいのでちょっと失礼させていただきます。」「何か飲み物取ってきますが、いかがですか?」「ぜひ紹介したい人がいるのです、あっちへ行きましょう」
    ・面白いですね、ぜひもっと聞かせてください。
    ・人を動かす唯一の方法は、相手を尊重し、相手に自分は価値ある人間だ、と思わせること。
    ・どうしているかと思って電話したよ。
    ・話し上手:政治、スポーツ、旅行、科学、等々会話の糸口になりそうな話題をめぐって気のきいたおしゃべりができること。他人の知らないことを知っている、自分を差別化できる専門知識。
    ・PBM=Personal Blanding Message。他人にどう呼ばれたいか考え、思いついた言葉をリストする。自分が一番自信をもって提供できるものはなにか?自分の能力とやりたいことの双方を考え併せ、どうすれば市場でそれらを最もいかせるか。

  • 人脈を作ること&つながりを持つこと=自分のブランドをつくるため。
    心構え⇒基礎⇒応用という構成。
    目標:必要性⇒準備行動⇒心のあり方⇒自分の工夫。

    構成が良くできており、読みやすく、理解しやすい。
    短時間でもよく分かる。誕生日は忘れないは、キーワード。
    健康・お金・子ども-心の絆を強くする話題である。

    「自分というブランド、まさに、今求められていることだと思う。

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    三輪車の教訓

  • いろいろな自己啓発も大切だが、何より人脈が大切ということを実感。
    ・自分の成長を手助けしてくれる人
    ・一人ではゴールできない
    ・損得を考えない
    ・目標は文字にする
    ・弱みをさらす
    ・相手を認め、相手に関心を示す、尊重する
    ・健康、お金、子供の悩み
    ・面白いやつになる
    ・人にはない視点
    ・自分ブランドをつくる
    ・メンターをみつける

  • スターウッド・ホテル&リゾート傘下のホテルで読むために借りた、わけではないが、それはたまたまの偶然。
    「準拠集団」(ふだんどんな人とつきあうか)が将来の成功を左右する大きな要因ということは常々そうだなぁと思っていて、自分のためというよりも、息子に何をしてやれるかという視点で読んでいた。著者の親父はすごい。

  • 自分だけの世界から、他者と共有する舞台へ踏み出す。
    そのときに道標になる本。
    自分が自然と行ってきた行動をもっと意図的に行うと、世界は加速して広がり続ける。

  • かなりよかった。自分がどこまでの人脈を望むかによって、いかようにも変えられるものなんだとわかった。いい人脈の作り方とは、相手が喜ぶ事を第一に考え行動する事の積み重ねなんだと、感じさせられました。

  • 誰も1人ではゴールにたどり着けない。
    本当のネットワークづくりとは、他人を成功に導く手段を探すこと、自分が得たこと以上のものを与えようと懸命につとめることなのだ。
    他人を助けるのと同じくらい自分も積極的に助けを求めなければ、人間関係はバランスがとれないものだ。あなたがたくさんの人を助ければ、それだけあなたを助けてくれる人も増え、他人を助けるにしてもおおぜいの人に貸してもらえる。インターネットと同じ原理で、人脈もアクセスする人や利用する人が増えるほど価値が高まっていくのだ。
    人に手を差しのべよう。人助けは人脈を育てる魔法の肥料だ。
    夢中になれることを探す。目標とは締め切りがある夢のこと。
    第一段階では、今から三年後の目標を紙に書く。次にその目標を念頭に置いて、一年ごとの中期目標、三ヶ月ごとの短期目標を設定する。
    第二段階では、長期・中期・短期のゴールについて、目標達成に少しでも役立ちそうな人の名前を何人か挙げなければならない。
    目標は必ず文字にすること。ゴールはくわしく具体的に。達成できそうなゴールを選ぼう。
    目標は1人では達成できない。どんなに素晴らしい計画でも誰かに客観的にチェックしてもらったほうがいい。
    肝心なのは見込み客ではなく友人としてつきあうことだ。
    信頼できる人間関係の輪を広げていくには、絶えず人前に出て新たな出会いを求めなければならない。
    趣味に打ち込む。何か熱中できるものを見つけよう。こうした趣味の団体のメンバーになって積極的に活動するのだ。
    自分が伝えたいことを、情熱をこめて語ろう。一時間のパーティでは、ニ~三人にしぼってじっくり有意義な会話をしたほうがいい。
    出会う前、準備は周到に。趣味や現在の課題、目標など、公私を問わず相手が興味をもっていることを知っておくのだ。
    インターネットでは絶対に相手の名前で検索をかけておく。
    誰かと親しくなるには、まず相手が何を悩み、何を求めているかを知る必要がある。相手が興味を持っている話題を共有できれば、相手の人生に入り込むきっかけがつかめる。人脈づくりには近道もあるが、下調べは絶対に欠かしてはいけない。
    すぐに連絡をとれる具体的な人名をリストにすることが大切なのだ。親戚・親戚の知人・友人、妻の親戚・知人、職場の同僚、仕事や趣味で所属する団体のメンバー、現在の顧客・昔の顧客、子供の友達の親、近所の人、学校の同級生、これまでの仕事相手、昔教えてもらった先生・昔の会社の上司、遊び仲間、出入りしている業者
    そこで、友人・知人・家族・顧客・近所の人・同級生といった自分の人脈の中から、近づきたい相手とつながりがある人を探すことになる。共通の知人がいるとわかったとたん、相手はその知人の手前、あなたにぶしつけなことはできなくなる。
    早速今日、同僚をランチに誘ってみよう。
    人間関係を築くには、まず相手と共通の話題を見つけること。人はたいてい、自分が得意なことを何よりの熱く語れるものだ。あなたが熱く語れば、相手はあなたがどんな人で何に興味を持っているかを知ることができる。
    あなたが夢中になっていることをリストにしてみよう。新旧の知人を、自分の趣味の活動に誘ってみよう。
    ①喫茶店でコーヒーを飲む。②自分の趣味に誘う。③食事に誘う。飲みに行く。
    誰かに会ったらその後すぐ、相手に名前をわすれられないよう手を打とう。別れて半日~一日以内にフォローアップする。・必ず感謝の気持ちを伝える。・ジョークでも何でもよいので、相手と交わした会話の内容に触れる。・互いに約束したことがあれば、その内容を文字にして確認する。・タイミングが命。相手に会った後、できるだけ早く送る。・あなたを紹介してくれた人にも、忘れずに感謝の気持ちを伝えよう。
    どんな業種にもコネクターはいるものだが、なかでもレストランのオーナー、政党や非利益団体の資金調達担当者、広告関係者、政治家、ジャーナリストなどには顔の広い人が多い。それ以外には弁護士。とにかく人とつながりを作る。
    初対面の場に備え、あらかじめ話題を考えておこう。最新のニューズを仕入れ、得意分野や趣味をつくっておこう。趣味がひとつあるだけで驚くほど話が膨らむ。
    相手の名前をしっかり覚え、できるだけその名前を口にすること。
    絶対に失敗しない魔法の言葉「面白いですね。ぜひもっと聞かせてください」
    あなたが人のためにしてあげられることはいろいろある。健康・お金・子供に関することで人を助ければ、相手はことさらに深い恩義を感じる。
    まず、出会いはすべて助けあいのチャンスと思うところからはじめよう。
    私はいつも、知り合いになれば、お互いメリットがありそうな人どうしを紹介するよう心がけている。
    かけがえのない人物になるには、できるだけ多くの分野の様々な人に情報やコネ、好意を分かち与える、いわば電話交換台のような存在になることだ。
    相手の心のアドレス帳に自分の名前をしっかり刻みつけるには、何度も繰り返し連絡を取ること、これが何より大切だ。
    ・新しい知りあいをつくるときは、メールする、電話をかける、直接会うなど、最低三種類の方法でコミュニケーションをとること。
    ・相手が名前を覚えてくれたら、月に一度は電話するかメールを送るかして、人間関係を育むこと。
    ・相手と友達になりたいなら、最低二回は会社の外で会うこと。
    ・それほど深くない付き合いでも、年にニ~三回は連絡をとること。
    効果的なマーケティングとは、顧客や見込み客との間に人間関係を築くことなのだ。
    スケジュールの合間を縫って世界の最新情報をキャッチしよう。どこかで面白い話を聞きつけたら、覚えておいて人に話してまわろう。
    一番の近道は専門知識を身につけることだ。何かを学び、その分野の専門家になりたいなら、まず自分が教える側に立とう。自分が会社やネットワークにとって真に貴重な存在となるにはどんな専門知識を身につければよいか、早速今日から考えてみよう。あなたの業界でいつも最先端にいる人を探し、人脈づくりのスキルを活用して彼らと近づきになろう。
    心も身体も健康に。最新技術に詳しくなる。
    どんな業界でも、ルックスは重要だ。
    目上の人ばかり追わず、部下や後輩にも手を差しのべよう。
    コネクターとして名を上げるというのは、自分の人脈と才能を最大限に活用して、友人や家族、会社、地域社会、ひいては世界全体の役に立つことなのだ。

  • 原題は、Never Eat Alone。原題を頭に置いて読んだ方が全体像が分かりやすいと思う。つまり、要点は、人脈を広げる際に、お互い紹介や頼みごとをする時に、「紹介する」「頼みごとをする」ことが借りをつくることだ(人脈を広げることは、ひとつの大きなパイを取り合うゼロサムゲームという考え方)と思ってしまうのではなく、お互いそうすることで関係が深まって行くものだ、だから、「決して一人で食事してはいけない」ということ。

  • 人間関係の基礎についての本

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