差別はたいてい悪意のない人がする

  • 大月書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272331031

感想・レビュー・書評

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  • 差別が良くないと思っているだけで満足してはならないということに気がつかされた。

  • 선량한 차별주의자(善良な差別主義者)第一章:立ち位置が変われば風景も変わる、第二章:私たちが立つ場所はひとつではない、第三章:鳥には鳥かごが見えない、第四章:冗談を笑って済ませるべきでない理由、第五章:差別に公正はあるのか?、第六章:排除される人々、第七章:「私の視界に入らないでほしい」、第八章:平等は変化への不安の先にある、第九章:みんなのための平等、第十章:差別禁止法について。


  • 同じ集団にいるだけで人を優遇する
    差別はしないと思っている人こそ、してしまう

    偏見、差別の感情自体は持ってしまうものなのだという強い自覚が必要
    こんな本も読んでるし、関心があるから、大丈夫と思わないようにしなきゃと思った。

    最初の方にでてくる例えが秀逸だと思った。
    斜面を傾いたまま立っている(傾いてしかみえてない)
    鳥籠の中から柵は見えない

    終盤、自分の理解力のなさからか、まどろっこしさを感じた。

  • わかりやすくてすごく勉強になった。ひとりの人間が属性ごとにマイノリティにもマジョリティにもなりうる、善良であっても固定観念を持つことは容易で無自覚に差別は行われる、このあたりの話ズートピアでもやってたな。

    私もまさにこの本を読んでるとき、一部保守キリスト教勢力が同性婚に激しく反対してるって記述で、反射的に「宗教怖いな〜〜」って思っちゃって、そのあと自分の雑なカテゴライズに気づいてうわぁ……ってなってしまった。自問を促される内容だった。読んで良かった。

  • 表題通りだなぁ。韓国人作家だということを念頭において読みましょう。韓国ならではの差別も知れます。

  • 差別を考える中で、盲点となっていることがたくさんあり、知らず知らずのうちにマジョリティとしての考えで物事を見ていることに気づかせてくれた。そして、差別を否定するのではなく、発見していくことが大事という意味が凄く伝わる本でした。

  • ある物事に対する、数多くの視点や考え方に気づくことができる良書だと思う。

  • ともすれば、自分も差別をする側になりかねない。自分でも気がつかないうちに特権を享受しているのではないか、排除し見ようとしていないものがあるのではないか。常に謙虚な姿勢でいたい。

  • プロローグ あなたには差別が見えますか?
    1 善良な差別主義者の誕生
    2 差別はどうやって不可視化されるのか
    3 私たちは差別にどう向きあうか
    エピローグ わたしたち

  • 社会課題の解決に向かう何かがもう少し書かれていることを期待した。

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