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- Amazon.co.jp ・本 (656ページ)
- / ISBN・EAN: 9784276140677
作品紹介・あらすじ
刺激的な著作でクラシック音楽界に旋風を巻き起こした、米国のピアニスト・音楽文筆家チャールズ・ローゼン(1927-2012)の最初の著作にして、もっとも広く読まれた著。1971年初版刊行と同時に大きな反響を呼び(1972年 全米図書賞受賞)、その後も世界の研究者にとっての道標の一つとして高く評価されてきた。1997年の増補改訂版ではベートーヴェンに関する2つめの章が追加され、本訳書もこれに基づく。
本書は、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンという巨匠の音楽と古典派様式のありようを見事に説明し、古典派音楽の言語を描き出す。優れた音楽家である著者の、豊かな経験を土台に鋭い洞察が繰り広げられており、どの章にも読み応えがある。本書のように古典派巨匠の相互の関係性を具体的、かつダイナミックに論じた研究書は少なく、古典派音楽の複雑な本質に迫る力は特に注目に値する。18世紀古典派音楽を理解するための必携書、待望の初邦訳!
感想・レビュー・書評
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某作曲家が言ったように、現代音楽作曲家はハイドンからやり直した方がいいという意味で、この本はモーツァルトやベートーヴェンがなくとも良い本の部類だと思う。引用されているのもわざわざCDを聞かないとわからないようなものでもなく、音楽家ならやったことある又はしなくても頭で簡単に頭の中の演奏家たちが演奏してくれるレベルのもので。
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古典派音楽,特にハイドン・モーツァルト,ベートーヴェンを研究する上ではとても参考になる本。
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