スイッチを押すとき

著者 :
  • 文芸社
3.39
  • (182)
  • (206)
  • (589)
  • (82)
  • (33)
本棚登録 : 2041
感想 : 295
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784286000008

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ポチッと何時押すのか??ハラハラドキドキ・・・。

  • 驚きの結末
    でも悲しい
    いろいろと残酷なのであまり読み返したくないです

  • 読んでいると切なくて胸が痛くて

    途中から読むのがつらかったです

    自殺の心理を知るため
    「実験」と称して家庭から
    子供を政府が奪い
    自殺のためのボタンを渡され、
    何もない部屋に突如として
    入れられる

    生きる意味、
    生きている環境のありがたさ
    そんなことを考えさせられる本


    涙よりも胸の痛さで
    しばらく動けませんでした。

  • 青年の自殺増加に終止符を打つため政府は調査の為に子供を施設に収容する。監視員の南洋平は3人の子供と共に逃走する。
    南は高宮真沙美の兄だった。
    洋平は妹にスイッチを押してもらい妹は自分で押す。

  • GyaOドラマで知りました。

  • 最後のところは半分当たってて残りの半分は少し吃驚な展開でした。一人目が死んでしまうあたりでもう目が潤んでしまいました。高三になってから涙腺が弱くなってる(笑) 馬鹿げた製作に最初から最後まで腹立たしい気持ちでした。自殺者が減少したといっても被験者が死んでしまっては結果的によくなくなってないじゃないか。でもきっとそこが政府の怖いところなんだろうね。

  • 泣けはしなかったけど、山田悠介にしちゃ好きな作品です。

  • 増加する青少年の自殺に終止符を打つため、政府が立ち上げた恐るべきプロジェクトとは…。
    生きる意味を問う衝撃のストーリー。

  • 「君たちはなぜ生きているんだ? 増加する青少年の自殺に終止符を打つため、政府が立ち上げた恐るべきプロジェクトとは…。生きる意味を問う衝撃のストーリー」――なんだか山田悠介さんは文章が稚拙で間違った表現が多々あり(「爆走して走った」など)、竜頭蛇尾なストーリーだとか言われているので試しに読んでみました。たしかに奇抜なストーリーです。面白そうな雰囲気です。そして特に間違った表現とか見当たるところもありません。ちょっと拍子抜けです(私の国語力の無さ故に見落としているだけなのかも)。ホラー作家という事でしたが、全然怖くはありませんでした。ちょっと期待してたんですけど。逆にこの小説は暗い憂鬱な感じが前に出てた気がします。んんんー。正直この小説が面白いのかどうか未だに分かりません。これを読んで1年以上経ちますが、なぜか作者のほかの小説は1冊も読んでません・・。ただラストは意外だったのは憶えてます。狙いすぎ感がちょっとでてたけど。もし自分がこんなスイッチ渡されて監禁されたら2日くらいが限界でしょうね。まず、押してはいけないっていうものを本当に押さずにいられるか自信がありません笑。人間の好奇心をなめたらいけませんよ・・。その点でこの小説は不自然だといえるかも知れません――

  • ありえねー、と思っても読んでしまう

全295件中 131 - 140件を表示

著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田悠介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×