- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784289008117
作品紹介・あらすじ
"つくられた癌"-悪魔の計画で教授を辞職に追いやった助教授神埼は、O大学第三外科の教授選に立候補する。しかし、時を同じくして行われた胆嚢摘出の手術後、患者の容態が急変、出血のショックで昏睡状態に陥り死亡する。神埼はすぐさま学内事故調査委員会に報告するが、患者側は告訴、裁判が始まる。「我々の感覚では事故であって、ミスではない」と開き直る神埼。結局、故意の過失は立証されず、教授に選ばれる。大学医師として頂点を極め有頂天になる神埼。一方偽造プレパラートに残された細胞株のDNA解析から、半年前に癌を捏造した犯人は神埼しかいないと確信を得た学部長の松本は、暴力団員にスキャンダルを仕掛けるよう依頼する。そして、学会出張の夜、酔った神埼はネオン街で少女に声をかけられる…。
感想・レビュー・書評
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大学病院の教授選に係るゴタゴタ
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医学ミステリ
教授選挙をめぐる陰謀と策略。
ドロドロの足の引っ張り合い
この手の本を読むと
「そんなに教授ってエライの??」って思う(笑)
医療ミスや裁判、医者の恋等
話を広げすぎな感じ。
高木と陽子の恋愛はいい感じにまとめてるけど
家族からしたらたまったもんじゃないよね(笑) -
デッドエンド
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2作目。前作がとても面白かったので、正式な続編となる今回の作品にも期待!
医療サスペンスそのものなんだけれど、サイドストーリーが少し消化不良であるものの、楽しく読めた。病院を出て左へ曲がると国際文化公園都市へと続く・・・。この辺、まさに現場感覚。面白かった!