図解即戦力 仮想化&コンテナがこれ1冊でしっかりわかる教科書

  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784297116903

作品紹介・あらすじ

現在のシステム開発・運用に欠かすことのできない仮想化技術とコンテナ技術について、その基本をわかりやすく解説する図解本です。サーバ仮想化、ネットワーク仮想化について解説するとともに、現在の開発者には必須とも言えるコンテナ技術と、そのデファクトスタンダードであるDockerとKubernetesについて解説します。関連する用語を一通り知ることのできる、1冊目の入門書としてふさわしい内容です。

感想・レビュー・書評

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  • 良書 目からうろこ、図表たくさんで、解説も短いので大掴みできました。
    バラバラにもっていた用語が、”コンテナ”でつながりました。

    ・コンテナ 仮想化技術
    ・Docker コンテナ型仮想化環境を作りだすソフト
    ⇒手軽にサーバー仮想化できるので Docker が普及した

    ・オーケストレーション
    ⇒コンテナの管理・運用を自動化するツールが”Kubernetes”
    ⇒手に負えなくなったコンテナを管理するのが”Kubernetes”
    ⇒マスター・ワーカーによる Kubernetesクラスタの提供

    ・Kubernetesができること
    ⇒負荷分散と、死活監視
    ⇒スケーリング コンテナを自動で増減して負荷を軽減
    ⇒自動デプロイで、アジャイル開発を支援

    ・クラウド(AWS,GCP,Azure)
    ⇒Kubernetesによるオーケストレーションサービス
    AWS:Amazon ECS/EKS
    GCP:GKE
    Azure:AKS
    サーバーレスコンテナ実行環境、コンテナレジストリも整備済み

    ・Docker Enterprise で、一元管理でマルチクラウドを実現

    構成は6章立て

    1章 仮想化の基礎知識
    2章 仮想化のしくみと技術
    3章 コンテナ技術の基礎知識
    4章 コンテナ型仮想化ソフトウエア「Docker」
    5章 コンテナオーケストレーションツール「Kubernetes」
    6章 クラウドのコンテナサービス

  • Dockerコンテナやkubenetesを軸に仮想化技術や運用管理についてまとまっていると思います。

  • マネージャや新人がコンテナ界隈の状況を1時間程度で把握するには良いボリューム。

  • 今や「仮想化って何ですか?」と聞かれると逆に答えに窮してしまうくらい当たり前になった技術の入門書。コンテナの解説は非常に丁寧で分かりやすい。個人的には楽天モバイルに関するニュースで名前だけ聞いていて結局何が新しいのかよく分かっていなかったネットワーク仮想化もカバーしてくれていて助かった。ただし、あくまで入門書なので既にDockerやk8sに慣れている人が読むと期待外れになるかと思います。

  • 序盤の「仮想化、コンテナとは何か」というところだけは非常に簡単だったが、以降はとても難しかった。

  •  コンテナのお勉強。難しい。。。

     コンテナ型仮想化は、「コンテナ」というアプリケーションと実行環境をまとめて隔離する仕組みを利用し、OS単位ではなくアプリケーション単位で仮想化する技術です。…
     コンテナ型仮想化の最大のメリットは柔軟性にあります。たとえば、ほかのサーバー仮想化技術で仮想サーバーを増やす場合、ゲストOSとアプリケーションのインストールを行う必要がありますが、コンテナ型仮想化ではコンテナを作成し、そこにアプリケーションを導入するだけで仮想サーバーを用意できます。インストールなどの手間が大幅に減ることに加え、仮想マシンやゲストOSを動かす必要がない分、パフォーマンスも高くなります。
     コンテナには複数のアプリケーションを導入することもできますが、原則的に1コンテナに1アプリケーション(1プロセス)単位で構築し、複数のコンテナを組み合わせたほうがよいとされます。コンテナの作成コストは非常に低いため、複雑なコンテナを1つ作るより、シンプルなコンテナを複数作るほうが手間がかからず、あとからの設計変更などもしやすいからです。

     ゲストOSを持たないということは、コンテナ内のアプリケーションもホストOSの機能(カーネル)を利用して動いていることになります。しかし、ファイルシステムが独立しているため、ホストOS内にインストールされたほかのアプリケーションやファイルなどの影響を受けません。

    ■Kubernetesができること
     死活監視と停止したコンテナの再起動
     エンドポイント提供と負荷分散
     消費リソースを考慮したコンテナの配備
     ローリングアップデートとロールバック
     ストレージの管理
     機密情報や構成情報の保管
    ■Kubernetesができないこと
     自動ビルド
     ログの記録や監視
     ミドルウェア的機能(メッセージブローカー、データベースなど)
     マシン自体の管理

     Kubernetesを使うと、異なるクラウドを共通の手順で操作することが可能となり、クラウド間の相違点を吸収して開発や運用の複雑化を低減することができます。

  • タイトルに相違なし。
    図解がわかりやすく、広く浅く仮想化技術について学べます。
    Dockerの他、VBやAWS、AZURE等についても記載されています。

  • あくまで入門書、という感じ。初学者や自分みたいに改めて見直したい人には、良くまとまっているし、いいと思うが、それなりに実践している人には、知っていることばかりだろうし、イマイチな気はする。

  • 図書館で借りた。
    コンテナ触ってないなあ

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/651279

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