3分で読める! コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

制作 : 『このミステリーがすごい!』編集部 
  • 宝島社
3.25
  • (17)
  • (41)
  • (107)
  • (14)
  • (7)
本棚登録 : 1446
感想 : 69
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299001016

作品紹介・あらすじ

『珈琲店タレーランの事件簿』岡崎琢磨、『黒猫王子の喫茶店』高橋由太、『木曜日にはココアを』青山美智子、『チーム・バチスタの栄光』海堂尊ほか、喫茶店の物語を書かせたら天下一品の大人気作家たちが描く25編! ほっこりしたり切なかったり不思議だったり、喫茶店の数だけ物語がある。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 短編小説は、好みの作家さん見つけるのに読んでます

  • 作者の異なる25編からなる短編集
    各編、5分くらいでしょうか。

    正統派、キテレツ派、ひねり派、
    作者がこれだけいたら本当にイロイロです。『婚活ドリームチーム』が好きでした

  • 喫茶店がテーマの、25のショートショート。通勤時やお昼休みのお供にとても丁度よかった。好みはあるけれど、それでも様々な作風を楽しめて満足。色々な喫茶店をハシゴした気分になれた。個人的には、お店やフード描写のしっかりした、ディテールの細かい作品が好きだ。本当にコーヒーの香りが漂ってきそうな。
    それにしても、こんな短いページで見事にオチをつけてくるところがさすがだな!宝島社ミステリーをしっかり堪能できました。「銀河喫茶の夜」「ピートの春、その後」「雨の日のモーニング」「鳥籠」がお気に入りです。

  • 小説とコーヒー好きの友人へのプレゼントに自分も買ってみた。
    1話が短くて時間つぶしには最適。
    色んな著者の方の話なので飽きることもなく楽しめた。
    個人的には【アットホームじゃない職場】と【睡魔】
    どっちも仕事絡みで疲れているのか私…笑
    あとは【鳥籠】の雰囲気も好き。
    【全裸カフェチャーリー 股間カフェ】がふざけてる(失礼)というかぶっ飛び過ぎていて、この話だけはプレゼントには向かないかな苦笑

    コーヒーは普段あまり飲まないけど、落ち着いたカフェでゆっくりしたいなあと思った。

    ガチガチのミステリーが好きだからミステリーとしては少し物足りないけど、ほっこりする話や、不思議な感じが残る話が多く楽しめた。

  • 短編なのでサクッと読めて、どの話にも喫茶店が出てきてとても読んでいて、ホッコリできる。
    喫茶店に行きたくなりました。

  • 喫茶店にまつわる短編集。コーヒーを飲みながら読みたい。
    お気に入りは『アットホームじゃない職場』『アンコール』

  • (2021/9/23読了)
    外出先で、気負うことなくゆっくりと読めそうな本をとアンソロジーに。一話三分なので、どのページでも読むのをやめられるし、再開できる。
    1950年代生まれの作家さんが一人、年齢未公開が一人、あとは1960,1970,1980年代生まれの作家さんたち。知らない作家さんのほうが多いけど、再読したいと思った人はいませんでした。
    心温まるものもあり、ミステリーやサスペンスタッチのものもあり、擬人化、SFチック、さまざまな手法で書かれてる。
    ところで、アンソロジーって話の並びはどのように組み立てているのかな?
    序盤で心をつかんで、中盤で落ち着いて、終盤で華麗なるフィナーレ?かななんて想像するけど、残念ながらこの本については、かなりの尻すぼみでした。
    でもまぁ、言葉は悪いけど、暇つぶしに何もどこにも引っ掛からず読める本でしたね。

  • ほんとに3分で読める短編集。この短さでも感動するお話って良いですね。自分の好みがわかって、この人の長編読んでみようかな、とか、新しい出会いがありました。

  • 好きな作家さんが多かったので。
    短くてあっという間でした。

    アットホームじゃない職場:ミステリー感は薄いけどこんな職場羨ましい。
    珈琲占い:短編くらいのボリュームで読みたい。
    朝野と理恵の謎解きカフェごはん:ちょうど本編に当たる3作目を読んだ後だったので、2人の買い物(デート)の途中でこんな裏があったのかと。

  • 2020年6月宝島社文庫刊。喫茶店が関係する25編の書き下ろしショートショートアンソロジー。岡崎琢磨: フレンチプレスといくつかの嘘はタレーランシリーズ新作で、美星さんの対応が痛快です。友井羊: 麻野と理恵の謎解きカフェごはんは、スープ屋しずくシリーズの新作でびっくり。黒崎リク: 銀河喫茶の夜の二重に用意された仕掛けに脱帽です。柏てん: 高架下の喫茶店、乾緑郎: ピートの春,その後、高橋由太: おじいさんと猫の喫茶店、沢木まひろ: 最高の寝床、の4編には面白い猫が登場して、これも楽しい。青山美智子: アンコールも良い。他の作品も工夫を凝らした高水準なお話で、薄いペラペラな本なのにとても楽しめました。
    目次/岡崎琢磨: フレンチプレスといくつかの嘘、佐藤青南: おみくじ器の予言、柊サナカ: 婚活ドリームチーム、城山真一: 新花のあんばい、志駕晃: 珈琲占い、七尾与史: 全裸刑事チャーリー股間カフェ、蝉川夏哉: アットホームじゃない職場、柏てん: 高架下の喫茶店、友井羊: 麻野と理恵の謎解きカフェごはん、黒崎リク: 銀河喫茶の夜、青山美智子: アンコール、乾緑郎: ピートの春,その後、Swind: 雨の日のモーニング、三好昌子: 迷庵にて、塔山郁: 儲け話、梶永正史: 睡魔、高橋由太: おじいさんと猫の喫茶店、深沢仁: 鳥籠、堀内公太郎: 子供お断り、山本巧次: シュテファン広場のカフェ、岩木一麻: 一杯のための物語、沢木まひろ: 最高の寝床、喜多喜久: 喫茶「交差点」のドッペルゲンガー、降田天: モンブラン死すべし、海堂尊: 「愚痴喫茶」顚末記

全69件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
凪良 ゆう
辻村 深月
東野 圭吾
辻村 深月
恩田 陸
道尾 秀介
伊坂 幸太郎
津村 記久子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×