誰も書けない「コロナ対策」のA級戦犯 (宝島社新書)

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  • 宝島社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299023834

作品紹介・あらすじ

迷走の果て国民の生活を犠牲にした政府のコロナ対策の総括。いったい何が、誰が悪かったのか元厚労省医系技官の著者が徹底追及。医師会、分科会、感染症専門医、メディア、厚労省、政治家たちはどんな行動原理だったのか。歯に衣着せぬ発言でテレビでも話題の木村盛世氏、最新刊。

感想・レビュー・書評

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  • コロナ対策の一連の不手際や政策の失敗を論破してくれている。
    特に、緊急事態宣言などの自粛活動と実行再生人数に相関関係にないことをデータで示してくれている。
    それを見たあとだと、政府の施策のほうが無根拠に聞こえてくる。

  • まもなくコロナ2類へ、その前に1年以上前の本だが、これを踏まえて何か変わったのか?日本の医師会は、コロナとは何か、を精神論以外で語ることができるのか。そうおもった

  • ふむ

  • 著者の主張は毎回読むたびに納得し、腑に落ちます。
    科学的方法に基づかない戦略戦術で多くの犠牲者を出した先の大戦という歴史に学ばない為政者や分科会メンバー。
    「私たち国民が新型コロナに関する情報を自ら判断し、今後の行動を選択すべき」という著者の願いを胸に刻む。そして、一人でも多くの国民が「コロナ脳」からの早期脱却が出来るようこの本を薦めたいと思います。

  • 感想:「まったくもっておっしゃる通り」
    あくまで個人的意見ですが,この方の言っていることが正論だと思いますし、共感します。

  • 木村盛世さんによる、ここ2年の新型コロナ騒動の総括的作品。緊急事態宣言、自粛生活、感染症2類→5類問題などなど様々な政策・問題のあったコロナ禍において、医師会、分科会、感染症専門医、メディア、厚労省、政治家たちはどんな行動原理で動いていたのかが解説される。総じてデータ分析を行わず、科学的根拠のない、いきあたりばったりの政策実施が多かったことが伺える。ラストに今後致死性の高いウイルスが日本に入ってきた場合に備えての提言(トップが責任を取る組織構築+エビデンスありきの政策実施など)が語られる。

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著者プロフィール

医師、作家。筑波大学医学群卒業。米ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院疫学部修士課程修了。同大学でデルタオメガスカラーシップを受賞。米国CDC(疾病予防管理センター)プロジェクトコーディネーター、財団法人結核予防会、厚生労働省医系技官を経て、パブリックヘルス協議会理事長。
著書に、『誰も書けない「コロナ対策」のA級戦犯』(宝島社新書)、『新型コロナ、本当のところどれだけ問題なのか』(飛鳥新社)、『厚労省と新型インフルエンザ』(講談社現代新書)、『厚生労働省崩壊―「天然痘テロ」に日本が襲われる日』(講談社)、『なぜ日本は勝てるはずのコロナ戦争に負けたのか?』(和田秀樹氏との共著)、『日本復活!』(藤井聡氏、和田秀樹氏との共著)、『キラキラした80歳になりたい』(以上、かや書房)など。Youtube「もりちゃんねる。」は5万人以上登録。

「2023年 『わるい医者から命を守る65の知恵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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