ChatGPTは神か悪魔か (宝島社新書)

  • 宝島社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299047366

感想・レビュー・書評

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  • チャットGPTは、道具。どう活用して、自分たちを豊かにしていくか。チャットGPTでできそうなことは学べた。あとは、使い方、手の動かし方を学ぶ必要があると思う。

  • ChatGPTの活用方法が書いてある本。
    神か悪魔かの論争はしていない。

  • ChatGPTがどうこうというよりAIが人間にとって脅威となるのかどうかを各論客が考えを述べる形式となっています。脅威の意味はどちらかというと職業を奪われるかどうかにフォーカスがあたっています。

    面白かったのは第1章の落合陽一さんだけだったかなぁ。

    芸術作品をベクトル化してしまえばある時代とある時代の間で作品がどう変化していったかを学者の思い込みや予想だけに頼らず定量的に表せるのではないかという直観。それが本当に実践可能となるのかどうか興味深買ったです。

  • AI、chatGPTについて、各々の考え方を述べられた本。
    使い方次第で神にも悪にもなる。個人的にはchatGPTにより、人以上に適正なアウトプットが出せる場面では使用して、効率化を図り、その時間を違うことにまわせばよい。

    chatGPTは過去データをもとにアウトプットだすから、指示次第。人は考える事をやめたら成長しない。

  • 論客の捉える現時点でのchatGPT

  • 土岩さんが貸してくれたやつ
    4時間くらいで読める

    落合陽一はマジで何言ってるのか分からなかった。
    山口周は毎度面白い

    職業って、271種類くらいなんだな。
    ここ50年で亡くなった職業はエレベーターガールだけ。

    無意味な命題について「正しいか正しくないか」議論するのは時間の無駄

    月野探査船に人間を載せるべきではないに対し、
    「人間は非線形処理のできる最も安価なジェネラティブ・コンピューターシステムであり、その重量は70kg程度と非常に軽い」と返した
    ジェネラティブ=生成力のある
    つまり、「情報処理システムとして非常に軽くてしかも安い」

    今の優秀な人って→ようは「正解を出すのが得意な人」
    量販店で売られるとなれば高くても50万円。
    偏差値の高い人を雇おうとすると500万円。
    1日に8時間で週5
    AIは365日24時間
    40:168でしかもコストは1/10つまり生産性は40倍。

    逆にAIが苦手なのは「フレーム問題」
    いま、この状況で、この企業にしか通用しない という側面を持つような問題
    人間が得意なヤツ。

    中央値が好きな日本人。
    中央値<>外れ値
    日本軍、欧州で一般的な戦略論の模範的な意図である。
    でもこれではマズい。
    「相手が予想もしない、驚くべき、想定と全く異なるような発想でいて、大局的に見た時に合理性がある」戦略を取ることが望ましい
    日本人にとってはつらい時代に突入することになるのかもしれない。
    日本人は中央値が好きで、中央値で戦うことに安心するところがあるからです。
    chatgptの登場によって、「中央値の戦略」がコモディティ化する。サウスウェストが実践したような「外れ値の戦略」が競争優位を生み出す。
    思考の粘り強さと精神的タフネスが求められる。
    「戦略には意外性が必要。意外性の無い戦略は先着とは言わない。」「他者から見て大胆と思えるような行動こそ未来を切り開く」
    「あたしにはその勇気が~とか胆力が~」などと弱音を吐く人が少なくないが、
    「勇気の話」「胆力の話」に逃げるような話じゃない。
    胆力があるように見える人は、考え抜いた結果としてこうすれば必ずうまくいくはずだという信念をもち行動している。実際には彼らなりの勝算があって動いている。
    そこでリベラルアーツなぜならリベラルアーツとはまさに「思考を束縛するものからの自由=リベラルになるための技術=アート」だからです。
    人間に残された最後の仕事は「飾ること」byウィリアムモリス
    極論、もり1すいわく「生きることは飾ることだ」

    生産性と言う意味ではCHATGPTの活用は不可避
    事業部の経営にどう活用していくか
    情報のサイロ化
    企業の情報をデータベース化を急ぐべき
    原理的にはどんな企業でもデータドリブン経営が可能となった。それを活用できる企業は業績をどんどんn上げていく一方で、変化に対応できない企業の末路は悲惨なことになりかねない。
    現在、生成AIの利用法はもっぱら文章作成の効率化に重点が置かれているが、生成AIの持つ可能性はそれよりずっと大きい。
    API連携を行って独自の仕組みを作れば用途は大きく非ウロがるはずである。
    APIの利用契約を結び、自治体向けビジネスCHATサービスを導入して職員が利用できるようにした。
    CHATGPTをより広い範囲で活用するには、「自社のデータベースとGPT-4をWPI接続する」


    AIブームによって、文系的な仕事としては
    AIソリューションプランナーのような仕事が有望視される
    開発者と企業の橋渡しをするような役割を担う人材です。
    こういうアイディアは現場の仕事が分からなければ出てきません。こうした現場の声をまとめてアイデア西、開発者に提案していくAIソリューションプランナーのような仕事は重要になっていくはずです。
    ※人減らしのできないAIに価値はありません。

    また、今のところAIには意思のようなものがありません。


    chatgptは手前の分に、確率的にありそうな続きの文字を繋げているだけでり、真の意味での知性は持っていない

    横須賀市のchatgpt活用の取り組みがアツい、らしい。
    (世界を驚かせた行政らしからぬスピード感)


    誰も高齢者を消費者としてみていない。金持ってるのに。

    最後の二人厳しいwww

    池田清彦、おもしろいな。
    他人に迷惑をかけない限り何をやってもよいと説く生物学者の池田清彦さん(72)は、最も過激なリバタリアン(完全自由主義者)を自任する。
    道徳の押しつけを嫌い個人の自由を尊重するリバタリアニズムに傾斜
    「なぜ虫を採るのか」とよく聞かれます。「物事にはすべて意味がある」という考え方をする人が多くて困ります。意味を考えるのはホモサピエンスがかかる最も重い病気です。無意味な存在を許せなくなり、排除したくなることもあるからやっかいです。誰の役に立たなくても、人にはしたいことをひたすらする自由があります。
    同調圧力から外れた少数派をたたく空気が強まっています。多数派の立場から「自粛しないヤツはけしからん」と同調を強要することに喜びを感じる「自粛警察」は、震災後の空気によく似ています。多数派に身を置いて「絆を大切に」とか誰も反対できない正義を声高に言う人は信用できないんです。

    「相手のことを理解しましょう」というのも反対しにくい言葉ですが、これは、理解できなければ排除しても構わないという考え方と紙一重です。理解できなくても人それぞれでいいではないですか。ルールを守りさえすればうまくいくというコンプライアンス至上主義は、基本的に生物学とは相いれません。
    ルールやマニュアルがないことにどう向き合い、同値会書していくか、それが人間の大きな価値だよね。

    読んでてワクワクしてきた。
    outlookに眠る大量の文章・メール・添付資料は
    データになるよなぁ。それを全部学習させちゃいたいよな。

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著者プロフィール

メディアアーティスト。1987年生まれ。JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表。
東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。
筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、准教授、京都市立芸術大学客員教授、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学特任教授、金沢美術工芸大学客員教授。
2020年度、2021年度文化庁文化交流使、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサーなどを務める。
2017~2019年まで筑波大学学長補佐、2018年より内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査会委員、内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員,デジタル改革関連法案WG構成員などを歴任。

「2023年 『xDiversityという可能性の挑戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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