- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309029139
感想・レビュー・書評
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楽曲を聴きながらだと泣く
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言葉の呪い。
自分が思う「幸せ」を生きることができたならどれだけ楽なのだろうか。
何を思い行動するのか責任は全て自分にあるが、たまには他人に相談してみても良いかもしれない。
みんな幸せになって。 -
登場人物たちがみな闇を抱えていて死にたいほど苦しんでいる。「助けて」「つらい」を言えないこと、言える環境にないことが残酷。環境のせいにしてはいけないとは言うけれど、これは完全に環境のせいでしかない。でも、登場人物達が少しの勇気をふりしぼり、無駄なプライドを無くして渦巻く気持ちを言葉にできさえすれば誰も血を流すことなく幸せになれたはずだ。
わたしもつらい。なんで自分ばかりこんなに辛いんだろうと考えることが多い。でも、周りに期待することをはなから諦めて、決めつけて、1人で勝手に「つらい」殻に自分を閉じ込めているだけなのではないかと思った。
「生きて、生きて、そして死ね」
この一行に全てが詰まっているように感じる。
愛の大切さを感じた一冊だった。
この夏わたしは何をしよう。何ができるだろう。 -
カンザキイオリさんの作品はやっぱり刺さりますわねぇ。
一冊を通して読みやすかったけど、元の曲を知ってたからってのもあるかもしれんな...
だからYouTubeとかで聴いてからがおすすめっす。 -
元々好きなボカロPさんだったので曲や歌詞を思い出しながら読みました。
重苦しい内容だけど振り切っていてどんどん読みたくなる。
精神が安定している時に読んでください -
楽曲「あの夏を飽和する」を連想させるシーンが散りばめられていてとても面白かった。
愛、幸せ、不幸とはなんだろうか、
自分だけを見てほしい、自分を愛してほしいそんな心の叫びが描かれていると思った。 -
浅はか。
みんな浅はか。
大人も子供もみんな。
でも、同じ浅はかさでも、自分の浅はかさのしわ寄せを子供に向かわせてしまう大人は最低。
いい話じゃないからね、全然。
著者もいい話にしようとしてるわけじゃないと思う。
最低でも生き方を探そうって。
死ぬよりも生きようって。
最低だけどね。
楠田さんが心配です。 -
この曲もこの小説もおすすめなんですが小学生向けでは無いと思います
セック((((は知らない人も多く、中学生くらいの方におすすめだと思いました
※あくまで個人的意見です
内容はミステリーで面白かったです! -
心の中で渦巻く嫉妬や劣等感などの負の感情の表現の仕方がとても好きでした。物語に引き込まれやすく、分厚いですが、すぐに読み終えることができました。ボカロ曲を聞いてから読むと、更に物語の世界に入り込めると思います。