【シムノン本格小説選】マンハッタンの哀愁

  • 河出書房新社
3.00
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 21
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309205342

作品紹介・あらすじ

フランスの著名な舞台俳優フランソワ・コンブは、若い劇団俳優と関係を持った女優の妻と別れ、第二の人生を求めてニューヨークに来ている。ある夜、場末の軽食堂で出会ったケイと一晩中飲み続け、三流ホテルの部屋でそれぞれの人生を忘れるかのように身体を求め合う。女の意想外の過去、嫉妬と激しい諍い…。安ホテル、男の部屋、そして謎に満ちた女の部屋、マンハッタンの三つの部屋を舞台に繰り広げられる、自伝的要素の濃い、激しい恋と再生の物語。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とても静かなシムノン。

  • むかしパリの地理に詳しくなりたくて、メグレ警視シリーズを必死に読んだことがある。今では、何巻まで読んだかも忘れてしまった。結局あまりパリには明るくならなかった。それがいきなりNYマンハッタンとは。自伝的な小説だそうだ。大人の愛の物語なのね。映画にもなったとか。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1903年、ベルギー、リエージュ生まれ。中学中退後、転職を繰り返し、『リエージュ新聞』の記者となる。1921年に処女作“Au Pont des Arches” を発表。パリへ移住後、幾つものペンネームを使い分けながら数多くの小説を執筆。メグレ警視シリーズは絶大な人気を
誇り、長編だけでも70作以上書かれている。66年、アメリカ探偵作家クラブ巨匠賞を受賞。1989年死去。

「2024年 『ロニョン刑事とネズミ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジョルジュ・シムノンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×