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- Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309206639
感想・レビュー・書評
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これも筋を追うのではなく、作品世界に浸りたいならオススメ。
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ロシアのポストモダン作家というとソローキンの名前がよく挙がるが、ペレーヴィンも同じく重要な作家だろう。
露悪的な悪趣味さを隠さないソローキンと違い、ペレーヴィンは一見、『普通』っぽく見えながらも凝ったテクストを積み上げて行き、本作でもかなり凝っている。そういう意味ではとっつきにくいタイプではあるのだろうが(とっつきやすさという意味では前作の方がいい)、一種の中毒性を持っているように思う。 -
記憶を失って彷徨うT伯爵の前に襲いかかる謎の敵たち。伯爵はトルストイになり、ドストエフスキーと対話しソロヴィヨフに幻惑される……世界最強の文学者の戦慄の巨編。
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