- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309227818
感想・レビュー・書評
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図録で、かなり良いデキであると思う。比較神話学の話が最後の方に出てくるが、こういう横断的研究、総合的な発表と展示が成されることによって、これは〇〇独自であるとか、これはオリジナルであるとか、そういう粗雑な議論をなくし、違いを見極めるフィルターを高めてくれる本になっている。怪異について調べたり、書いたりする人間にとっては必携のアイテムだろう。ベトナムの水上人形劇の鳳凰や不死鳥も載っていて、本当に細やかで凄まじいコレクションと網羅っぷりである。大傑作だ。
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古今東西の想像上の異径のいきものを集成。国立民族学博物館特別展「驚異と怪異――想像界の生きものたち」公式図録。(アマゾン紹介文)
来た見た買った。
博物館の展示となると、どうしても資料的に説明もしやすくそもの量も多いヨーロッパ・アジア圏が多い印象なんだけど、そこは流石に民俗博物館、アフリカや南米アメリカも網羅されている。珍しくてとても楽しい。
それにしても、人魚や竜の普遍性ってなんなんだろう。一分野だけでも詳細に追っている資料をあたってみようかな。 -
2019年に大阪で開催された同名の展示会の図録。世界中から集められた怪異な生き物が収められている。プリニウスの「動物誌」などの出てくるようなものを期待していたけど、近現代まで含めた世界から幅広く集めたもので、これはこれで面白い。
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国立民族学博物館で2019年に行われた特別展の図録。人魚や蛸の怪物など、想像上の生き物の中には海の生き物も多数いますね。
YouTubeの特別展紹介映像:
https://youtu.be/d6jmJrOoj4I
所蔵情報:
品川図書館 388/Y34
越中島図書館 388/Y34 -
美麗な写真で怪異と触れあう。こんなもの日本だけだろうといったモチーフが外国でにもあったり、その逆も然り。終盤でFF15が紹介されたのには笑ってしまった。