- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309265667
作品紹介・あらすじ
本書は、アンドレ・ブルトンの晩年の「大事業」である。古代エジプト絵画からデ・キリコまで、原始諸民族のオブジェからデュシャンまで、ケルトの象徴文様からエルンスト、タンギーまで、古今のあらゆる芸術の領域を踏査し、「魔術的」の一語をもってあらたな視野のもとに置き、さらにシュルレアリスムの理念に照らすことによって、美術史そのものを書きかえようとした壮大な試みである。20世紀最大の"幻の書物"、待望の普及版。
感想・レビュー・書評
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豪華な本だ。「魔術的」な事象を語るにあたり、プリミティブな造形作品に端を発し、シュルレアリスムに至るまでの芸術を解説したもの。原文からして難解なのか、訳文を読んでも理解しづらい部分も多い。ただ、図と共に読んでみてワクワク感は感じた。「魔術的」な見方をすればいろいろな創作にヒントを得られるかも。興奮に満ちた一冊。
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写真も多く、興味深い。
けして読みやすい内容とはいえないと思うが
流し読みするだけでも十分面白い。 -
美術館巡りとかが好きな方、難しいこと抜きにして写真だけ読み流しても面白いと思います!シュルレアリスムは決して行き当たりばったりではなく体系だった芸術論の上に立脚している…と見せかけてほんとんとこどうなのか解りません
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学生時代に先生がでっかいやつ持ってて、それがなんかものすごーーーーくすきで、普及版が販売されたときに買った本 大体手元近くにある
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普及版。後に初版の高くて大きなほうを買った。
難しい日本語がずらずらと並んだ本。もう少し表現の仕様はなかったのかと思うものだが・・・。まあ、しょうがないといえばしょうがないのか・・・? ともかく、日本語が読みづらい本。内容はなかなか面白いことを言っているのだけど、理解するのに凄まじい時間を浪費する。