親指Pの修業時代 下 (河出文庫 ま 1-5 BUNGEI Collection)
- 河出書房新社 (1995年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309404561
感想・レビュー・書評
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いままで当たり前だと思って享受していた価値観、無意識に差別していたものに気付いていくさまが非常に面白い。それでいて、次はどうなるんだろうと先が気になってしかたがない。
話の内容ももちろんだが、表現もおもしろく読みやすい。
人から借りて読んだが、自分でも買おうと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
異形な人たちの特別な環境での話しの形を取りながら、普遍的な愛情のあり方を考えさせる一冊。変な話だけど良い話。
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おもしろかったけど、想像するといたいシーンが多すぎて、いたいいたいと思いながら、読みました。
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「性」まつわる言説を撒き散らしながら
物語は駆けて行く。小説はこんなに面白いのか。
だから小説なのか。「幸せだった出来事をなくたものとして惜しんじゃだめよ。獲得できたものとして楽しく思い出さなきゃ」 -
下手なフェミ性を露出して多数に嫌われるより、もっと強靭なものの言い方があるということ。それに気付いていることを主張するのが一番賢い(賢かった)。そしてその後(ゼロ年代)どうなったかというと、一歩も動かないどころか忘れたふりをむしろ(あえて、か?)している、「女」のほうが、だ。なんか新しく言うこと言ってもいい気がしてくる。よね。
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てーかうちが読んだのはハードカバー?
とかいうやつです
だんだん読むの疲れた後半 -
親指がふたなりになる話。
すごいことは起こらない -
新規購入ではなく、積読状態のもの。
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(上)参照。