等々力座殺人事件: 中村雅楽と迷宮舞台 (河出文庫)

著者 :
制作 : 新保 博久 
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 52
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309420707

感想・レビュー・書評

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  • 老歌舞伎俳優が主人公の日常の謎ということで、たぶん北村薫あたりがオススメしていたような気がする。で、20年越しくらいで、ようやく読んだら、全部殺人事件だった。日常の謎は、同時期に出た別の刊にまとまっているらしい…でも歌舞伎は分からなくても充分、楽しめた。

  • 日本の幻の名探偵……というのは、かなりの数の短編がありながら長い事単行本にならなかったので知名度がない……うえに、10年くらい前にようやく文庫本で5冊シリーズになったと思ったら、あっというまに品切れになってしまい、いまはもう手に入らない……からですが、歌舞伎役者探偵、中村雅楽のセレクト集が出ました。
    歌舞伎の重鎮、名役者、もう半分引退しかかってる年齢の中村雅楽が、歌舞伎座周辺で起こる事件を解決していく、半分安楽椅子探偵ものですが、歌舞伎のうんちくが山のように出てくるので、芝居好きにも楽しい1冊です。

    2024/01/22 更新

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