- Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309461472
感想・レビュー・書評
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難解さと不可解さと美しいグレートーン。
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ひたすらコラージュ。不思議で面白いです
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コラージュされたイメージとテクストとが織り成すchimereの世界。
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電車のなかで第3の章の111ページ、「それでは私のおじを紹介しよう、いつも日曜日の午後、私たちはおじの髭をくすぐるのが好きだった」のおじの肖像を眺めていたんだけど、間の抜けたおじさまのお顔が可笑しくてたまらず、すぐ次へ飛んでしまったのが惜しかったかな。129ページの「おい君、鞄をあけたまえ」もよいね。ジェルミナル、私の妹、百頭女…このコラージュ傑作は永遠…
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巌谷國士の解説に従えば、エルンストの妹に対する近親相姦的な感情をコラージュ小説として昇華させたとなるのでしょうか。なるほど、ジェルミナルが「私の妹」のメタファーであると読むこともできる。それに鳥類のロプロプが男性的役割を果たしていることから、「私の妹」を喜ばせ、守るエルンスト自身であるといえるかも知れない。
む、私には難しい・・・。 -
コラージュは大好き。
疲れた夜にぼーっと眺めるのに良いです。
もっと知識があれば、
どんなものがコラージュ素材として使われてるか分かって更におもしろいのだろうけれど・・・。 -
頭を捻ってる知的な読者を嘲笑的に見下ろしてそう。
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エルンストのコラージュ本。
わけわかんないけどカッコイイ。 -
コラージュ作品です。をやをや…シュールです。若干の気持ち悪さと訳分からなさに耐えられるかどうか、がシュールレアリスムの許容度に関わってくると思います。