- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784314011495
感想・レビュー・書評
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/681125詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宗教上の理由で無意識に人間と動物を分けて考えてる生物学者が多くて動物独自のIQの高さをきちんと研究出来ている学者が少ないって本。
そもそもなんでチンパンジーのIQテストに人間の顔写真の識別をさせるのか、人間はチンパンジーの見分けがつかないのと同じでチンパンジーも人間の見分けはつけづらい。木登りに特化したテナガザルに何故かスプーンを渡して動作テストをしたり人間基準で考え過ぎてて動物の適性検査が出来ていない。
無意識のうちに人間は他の動物よりも優れていると考える節がある為、人を動物のカテゴリーに含めるとそれを感情論で批判する学者がいる影響で動物行動学の発展が遅れているんじゃないかみたいな内容の本でした。
動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか -
<学生コメント>
小さなころから考えたことはありませんか。人と動物の境はどこだろう。
「賢い犬だなあ」という言葉のたびに、なんだか切ないようなまどろっこしいような気になって、わけもなく哀しかったのですが、タイトルからしてズバリと根拠に基づいてこの疑念を一部晴らしてくれそうだと思い、選びました。 -
面白かった
驚くような事例がたくさん上がっている
行動主義者への批判がやりたいのはわかるが、それが執拗に繰り返されるのは鬱陶しい
それはもういい、わかったから、て感じで
この手の本でよく思うのは、観察事例と解釈とは分離して書いてくれたらいいのに、ということ
もちろん、本文のなかで混乱して何が解釈で何が観察かわからない、というようなことではない
そういう基本的なことでは十分、わけられてはいる。
のだけども、例えば、新しく紹介された事例を読んで、それとさっき読んだ事例を比較したい!みたいなのが起こってくるので、そんなときの検索しやすさとして。
「タコの心身問題」も面白かったけども、これも面白かったなー -
動物学者であるド・ヴァールの本は「道徳性の起源」を読んだことがありますし、それはとても(最高レベルに)面白い本でしたが、こちらも面白かったです。
前回読んだ本はまさに「倫理」の動物的な基盤でしたが、今回は動物を使った心理学的な実験(心理学に限らないかもしれないけど)を動物(かきかけであとでかく) -
人間の賢さがわかるほど人間は賢いのか
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われわれは自分たちだけが賢いと思っていないか?
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・進化認知学